2017年1月12日

 

 夜。 新幹線で高崎に向かっている。 同じ車両にほとんど乗客がいない。 こういうのも珍しい。

 

 今日、都内の某大学病院から、人間ドックの診断結果が送られて来た。 再検査の項目は全くないと記憶していたが、1つだけあった。 右目(?)に何か問題があるらしい。 念のため、専門医に診てもらうことにする。 結果はまたブログで報告します。

 

 あ、体重のところにもコメントを発見。 「身長170センチ、体重61キロ」は異常ではないが、標準体重は64キロだって。 あと3キロ、太っても大丈夫ということらしい。 自然体で生活しているので、「体重を増やす」のは無理だと思う。(笑)

 

 ずっと「紅茶党」だったが、ある理由で、これから1日2杯、コーヒーを飲むことにした。 ただし、ブラックは無理だ、な。(苦笑)

 

 さて、今日は久々の東京日程。 メコン議員連盟によるカンボジア訪問に関するレクを受けたり、参院予算委員会の日程等について委員部と打ち合わせしたりした。 1月17日の夕方にセットした2度目の「県連会長記者会見」で発表する最初の政策タスクフォースの内容も検討した。

 

 あ、大宮駅の手前で列車が急停車した。 車内アナウンスによると、大宮駅周辺(?)の全ての新幹線を止めるスイッチが作動したらしい。 大きく遅れないといいんだけど…。



 10分ほどで、再び列車が動き始めた。 ブログの続きを書く。

 

 日本時間で言うと昨日の深夜、米国上院外交委員会でティラーソン国務長官の承認公聴会が行われた。 CNNの実況中継を見ながら、共和党上院議員たちの意地悪な質問にも全く動じないティラーソン氏の安定感に感銘を受けた。  さすがに「ただもの」ではない。

 

 途中でテレビの画面が切り替わり、トランプ次期大統領の初の記者会見が始まった。 途中でトランプ陣営の女性弁護士が登場。 「利益相反」の問題は起こらないことを、長々と説明した。 トランプ劇場の関係者って、どうしてこうキャラの濃いひとが多いんだろうか?!(笑)

 

 予想どおり、記者たちの質問と次期大統領の発言が噛みあっていない場面が多かった。 期待に違わず(?)、トランプ流の乱暴な論理も、メディア批判の姿勢も全く変わっていない。 前代未聞の大統領と情報機関との対立は、今後も続きそうだ。

 

 型破りの会見は、ライブのショーとしては面白かった。 事実、トランプ氏が2人の息子にビジネスを移譲するためにサインしたという書類の山を見せる演出は、とても芝居がかっていた。

 

 が、しかし、超大国アメリカの次期リーダーの会見は、TVの娯楽番組ではない。 子供のおままごとでもない。 「何と面白い人物だろう!」と思う反面、改めて強い不安も感じた。 「本当にこれで大丈夫なのだろうか?!」と。

 

 米国をよく知る親しい友人がつぶやいていた。 「いろいろ欠陥はあっても、米国の民主主義が世界で一番マシだ。それが機能していないというのは、本当に深刻だ」と。

 

 「世界の民主主義の危機ってことだね?」と言うと、こんな答えが返って来た。 「いや、危機ではなく、もう崩壊していると言ったほうが正確だよ!」と。

 

追伸:BSフジの「プライムニュース」(1月20日放送)から、出演依頼があった。 議論のテーマは、もちろんトランプ政権の展望だ。

 

 日程的には少し厳しいが、喜んで出演させてもらう。 「プライムニュース」に出ると、必ずその分野の第一人者と意見を交わせる。 一流の有識者との2時間近い議論。 政治家として、これ以上の修行はない。(笑)