2016年12月27日

 

 一昨日、クリスマスの日に、歌手のジョージ・マイケルが亡くなった。 文字通り「ラスト・クリスマス」になってしまった。 残念としか言いようがない。 確か、まだ50代だと思う。

 

 2017年の最初の「直滑降ストリーム」では、冒頭に「ケアレス・ウィスパー」を歌うことにしよう。(合掌)

 

 今年の世界の音楽シーンを振り返ると、最も衝撃的な出来事は、デヴィッド・ボウイとプリンスという2人の「ロック・レジェンド」がこの世を去ったことだろう。

 

 デヴィッドボウイが世界の音楽シーンに与えた影響は計り知れない 「Space Oddity」は大好きな曲。 アコギを弾きながら、今も時々、口ずさむ。

 

 プリンスは紛れもない「天才」だった。 米国留学時代に流行っていた「パープル・レイン」には、沢山の思い出が詰まっている。 この偉大な2人のアーティストを「2度とライブで見られない!」と思うと、スゴく悲しい。

 

 ふう。 気を取り直して、ブログを続ける。 第2次安倍政権で2年近く内閣府の特命担当大臣を務めた。 閣僚として担当した10の政策分野の中には、宇宙とサイバーもあった。

 

 閣僚時代は「沖縄・北方担当大臣」という肩書きで紹介されることが多かったが、実は宇宙政策やサイバー戦略にも、かなり一生懸命、取り組んだ。

 

 宇宙担当大臣として、あちこちで積極的に発言。 「宇宙ベンチャー起業家との勉強会」も立ちあげた。 小野寺防衛大臣(当時)との「宇宙の安全保障に関する非公式懇談会」が一度しか出来なかったのは残念だった。

 

 IT担当大臣としては、自ら「サイバーをやらせて欲しい」と名乗り出た。 菅官房長官を議長とするサイバーセキュリティーに関する閣僚会議では、毎回、司会を務めていた。

 

 ちなみに、サイバー分野の後任は丸川珠代・東京五輪担当大臣。  いろいろな意味で適役だ。 初代のサイバー担当大臣として(微力ながら)出来る限りの協力をしたいと考えている。

 

 ここ数日、サイバー関係の様々な論文を読んでいる。 安全保障を含むサイバー空間の脅威に関して最も精通しているのは、やはり慶応大学の土屋大洋(つちや・もとひろ)教授だと思う。

 

 土屋教授には、大臣時代に何度かお目にかかった記憶がある。 このひとも、「直滑降ストリーム」に呼びたい気鋭の研究者の1人だ。 土屋先生、ウェブ番組でサイバー問題の特集をやる時は、ぜひご出演ください! いや、きっと(根拠はないけど)来てくれると思う。(笑)

 

 日本の安全保障を考える上でサイバーと同等、いやそれより重要かもしれないのが「宇宙」だ。 これまで宇宙で圧倒的な優位を誇っていた米国の覇権が、中国とロシアによって脅かされつつある。 本格的な宇宙軍拡競争がすでに始まっているのだ。

 

 昨年、米国内で出版され、今や米国の軍関係者、情報関係者の間で必読書とされている軍事サスペンス小説「ゴースト・フリート」(ピーター・シンガー、オーガスト・コール著)では、宇宙空間における中国の奇襲攻撃が描かれている。 これはけっしてSFの世界の話ではない。

 

 あ、気がつけば午前3時。 腹筋も背筋もやらないで寝る。 おやすみなさい!

 

 

「◇山本一太オリジナル曲:
<a href="http://www.nicovideo.jp/watch/1362912973" target="_blank">「素顔のエンジェル」</a><br><a href="http://www.nicovideo.jp/watch/1362913254" target="_blank">「マルガリータ」</a><br><a href="http://www.nicovideo.jp/watch/1298511048" target="_blank">「かいかくの詩」</a><br><a href="http://www.nicovideo.jp/watch/1372242789" target="_blank">「一衣帯水」</a><br><a href="http://www.nicovideo.jp/watch/so21209855" target="_blank">「エイシア」</a><br>