2016年11月7日

 

 夜。 米国政治に詳しい友人としばらく電話で話をした。 選挙戦の最終盤でトランプ候補の追撃を許したヒラリー陣営が、ここ数日、激戦州で徹底的なテコ入れを図っているらしい。 組織力、スタッフの数、豪華な応援団等々、投入しているリソースの量は、

ヒラリー候補が圧倒的だ。

 

 トランプ候補が当選するためには、残った激戦州のほとんどで勝利しなければならないという現状も踏まえ、主要メディアは(こぞって)「ヒラリー候補優勢のトレンドが強まっている」と報じている。

 

 にもかかわらず、SNS等を活用した新たな世論調査モデル(?)で活用されているAI(人口知能)は、依然として混乱しているようだ。

 

 ヒラリー候補が勝つにせよ、「地滑り的な勝利」にはなりそうもない。 すなわち、大統領選挙後も「米国の分断」は続くということだ。 何しろ、トランプ支持者の7割(?)が「選挙で不正な操作が行われている」と信じているのだ。

 

 その意味で言うと、今回のコミーFBI長官の一連の行動は罪深い。「腐敗したエスタブリッシュメントによる陰謀説」を煽るための格好の材料を与えてしまったからだ。

 

 どちらが大統領になっても、長期に渡る捜査と裁判が待ち構えている。

 

 

「◇山本一太オリジナル曲:
<a href="http://www.nicovideo.jp/watch/1362912973" target="_blank">「素顔のエンジェル」</a><br><a href="http://www.nicovideo.jp/watch/1362913254" target="_blank">「マルガリータ」</a><br><a href="http://www.nicovideo.jp/watch/1298511048" target="_blank">「かいかくの詩」</a><br><a href="http://www.nicovideo.jp/watch/1372242789" target="_blank">「一衣帯水」</a><br><a href="http://www.nicovideo.jp/watch/so21209855" target="_blank">「エイシア」</a><br>