２０１６年１１月６日
２０時過ぎ。 東京に向かう新幹線の車中で、パソコンを起動させた。
夕方。 前橋市内で「中曽根弘文・前県連会長を慰労する会」があった。 県選出国会議員５名と県議団５役全員が参加。 最初の３０分は、国会議員団・県議団幹部による合同会議。 幾つかの問題について協議した。
その後、中曽根前県連会長を囲む懇親会へ。 最後まで和気藹々とした雰囲気だった。 今後、国会議員団と県議団５役による幹部会議を定期的に持ちたいと考えている。 皆さん、ありがとうございました！
米国大統領選挙の投票日まであと３日。 最終盤でトランプ候補の猛追を受けているものの、依然として「ヒラリー候補優勢」の見方が大多数だ。 期日前投票が史上最高の４割に達する見込みであることも、ヒラリー陣営にはプラスの材料だろう。
が、それでもまだ「ヒラリー大統領の誕生」に１００％の確信を持てないでいる。 世の中の動きを読む鋭い感性を持ち、米国政治にも詳しい友人が、最初から一貫して「トランプ候補の勝利」を疑っていないからだ。
さて、先日、山本一太後援会の幹部でもある地元の企業人がこう話していた。
「あのね。一太さんがいつも言っているように、安倍総理が外交分野で数々の実績を積み重ねているのは認める。オレだって、安倍首相を応援してるよ。」
「ロシアに関しても、経済協力を領土交渉のテコにしようという安倍総理の意図はよく分かる。何やかんや言っても、歴代政権は北方領土問題を全く動かせなかった。安倍首相が１２月の首脳会談で２島先行返還の道筋をつけられたら、それだけでもスゴいことだ。安倍総理は、間違いなく歴史に残る！」
「ただし、ロシアへの経済協力については、少し前のめり過ぎるんじゃないかという気がする。こんなに手広く協力を約束して、本当に大丈夫なんだろうか。欧米との足並みは揃ってるんだよね？結局、ロシア側に食い逃げされんじゃないかと心配だ。周りにも同じことを言ってるひとが多いよ！」
こう答えた。 「００会長、その点は、大丈夫です。安倍総理は極めて戦略的に対ロ外交を進めて来ました。プーチン大統領とすでに１３回も会っています。日本の首相でロシアの大統領とこれだけの信頼関係を築いたひとは過去に誰もいません。安倍総理なら必ず北方領土問題を前に進め、６０年間、締結されていない日露平和条約に向けた道筋をつけられると確信しています。」
「それと会長が心配している経済協力の件ですが、対ロ経済協力担当相を兼任している世耕経済産業大臣は、今や安倍総理の『最側近』と言われ、総理の信頼を一身に集めています。しかも党内きってのロシア通です。総理と緊密に連絡を取りながら、慎重に交渉を進めているはずです。世耕大臣の考えは、１００％、安倍総理の意向と一致していると思いますよ。」
そうは言ったものの、この企業人の指摘は「全くピントが外れているわけでもない」とも感じた。 モスクワで行われている日ロ閣僚会議のTVニュースの映像を見ながら、初めて「一抹の不安」が心を過ぎった。 耳に入って来る様々な情報から、日ロの「温度差」を感じたからだ。（まあ、「外交交渉」に温度差があるのは当然かもしれないが…。） 米国政府の視線も、ちょっぴり気になる。
誤解のないように言っておくが、安倍総理の「外交手腕」を疑っているわけではない。 実際、外交分野における安倍首相の存在感、実績は（歴代政権と比べても）ずば抜けている。 安倍総理なら、日ロ関係の改善を必ずやり遂げてくれるはずだ。 日ロの経済連携を強化することは、日本の国益にもかなっている。
それでも、党内や経済界、外務省の一部には、今回の経済協力の経緯や中身に「懸念」を抱いている人たちもいる。 安倍政権の対ロ政策は支持するが、内外に「もう少し丁寧な説明」が必要かもしれない。 この問題については、改めてこのブログで取り上げたい。
あ、間もなく東京のアナウンス。
「◇山本一太オリジナル曲：
<a href="http://www.nicovideo.jp/watch/1362912973" target="_blank">「素顔のエンジェル」</a><br><a href="http://www.nicovideo.jp/watch/1362913254" target="_blank">「マルガリータ」</a><br><a href="http://www.nicovideo.jp/watch/1298511048" target="_blank">「かいかくの詩」</a><br><a href="http://www.nicovideo.jp/watch/1372242789" target="_blank">「一衣帯水」</a><br><a href="http://www.nicovideo.jp/watch/so21209855" target="_blank">「エイシア」</a><br>