2016年10月2日

 13時から高崎市旧箕郷町地区のふれあい公園(芝生広場)で行われた「第15回みのわのきつねの嫁入り」開会式に出席。 来賓として挨拶した。 

 「きつねの嫁入り」は、箕郷地区の嫁入りの儀式や様々な伝説をもとに練り上げられた手作りのイベントだ。 もともとは、日本の100名城の1つである「箕輪城」(みのわじょう)を知ってもらうためのプロジェクトとして始まった。 が、その後も毎年、新しい知恵や工夫が加えられ、参加者の数も倍増した。 今では高崎市の大事な観光資源にまで成長した。 

 カラッと晴れたのは良かったが、(この時期としては)とにかく暑かった。 「高齢者が熱中症で倒れないだろうか?」と心配するくらい、陽射しが強かった。 野外ステージ上の来賓席に座っている間中、パンフレットを日避け代わりにしていた。 時々、吹いてくる涼しい風に救われた。(ふう)

 箕輪城と言えば、来年1月から放送予定のNHKの大河ドラマ「おんな城主、直虎」の物語の中で、柴崎コウが演じる主人公の井伊直虎が養母として盛り立て、後に徳川四天王の1人にまで数えられた井伊直政は、最後の箕輪城主(=初代の高崎城主)だった。 挨拶で使える箕輪城と直政に関する幾つものエピソードを頭にインプットしていた。 が、自然サウナのような壇上で「短いスピーチ」を期待している周りの雰囲気を察知し、急遽、1分に短縮した。 

 「参院予算委員長として、自民党県連会長として、自民党クールジャパン戦略特命委員長として、すっかり高崎の風物詩、観光資源に成長した『きつねの嫁入り』が益々、素晴らしいものになるよう、応援させていただきます!」と(自己PRも入れて)締めくくった。

 18時。 数日前に急逝した高崎の友人のお通夜に参列した。 突然の訃報に言葉を失った。 もともとは、高崎の中学に通っていた弟の同級生(親友)だったが、その縁で自分も長年、親しくしていた。 

 大学時代に作ったロックバンドには、ギタリストとして参加してもらった。 政治家になってからも、地元で仕掛けた若者向けの様々な政治キャンペーンをボランティアで手伝ってくれた。 準備は大変だったけど…本当に楽しかった。

 昔から「誰からも好かれる」人柄だった。 最近、なかなか会う機会がなかったが、「元気にやっている」と聞いていた。 ご家族にかける言葉が見つからない。 57歳はあまりに若過ぎる。 無念…だ。(涙) 

 気持ちが落ち着いたら、どこかで数々の思い出を「直滑降ブログ」に永久保存したい。 


「◇山本一太オリジナル曲:
「素顔のエンジェル」
「マルガリータ」
「かいかくの詩」
「一衣帯水」
「エイシア」