2016年9月19日

 23時過ぎ。 熱い紅茶を一杯飲んだ。 腹筋と背筋をやる前に、今日のブログを更新する。

 朝から終日、東京日程。 幾つかのミーティングをこなした後、東京ドームへ。 18時から行われた「BABYMETAL」(ベビーメタル)の東京公演を「目撃」した。 衝撃のライブだった。 まだ興奮が収まらない。

 世界に通用する「クールジャパン」のコンテンツを発掘し、研究し、応援することは、自民党クールジャパン戦略特命委員長である政治家・山本一太の重要な使命だ。 

 海外で大ブレイクを続けるメタル・ダンスユニット「BABYMETAL」には、ずっと熱い眼差しを注いで来た。 事実、自民党クールジャパン特命委員会や、自分がキャスターを務めるウェブ番組「直滑降ストリーム」でも何度か「BABYMETAL」の活動を紹介した。 「どこかで一度、ライブに行きたい、いや、行かねばならない!」と思っていた。

 その意味では、今日と明日、2日間に渡る今回の東京公演は、「BABYMETAL」のパフォーマンスをこの目で見るための最高のチャンスだった。 これを逃す手はない。

 何とかチケットを確保しようと「あちこち」に頼み始める前に、親しい友人が誘ってくれた。 「一太さん、BABYMETALのライブ、興味ありますか?」って!(感謝X100)

 ライブ会場となったドームは文字通り超満員。 始まる前から異様な熱気に包まれていた。 円形のステージの上に構築された大規模なセットの中央に据え付けられた大スクリーンに映像とナレーションが流れ、雰囲気を盛り上げる。「BABYMETAL」が登場した瞬間、沸き上がった歓声と強烈なサウンドでドーム全体が揺れた。 こんなの初めてだ。

 そこからは、ダンスとメタルの融合した空間に突入。 最期までノンストップの90分だった。 「BABYMETAL」の映像はネット等で何度も見ている。 アルバムも買ったし、関連記事もフォローしている。 が、やっぱり実物は迫力が違う。 

 ロックのレジェンドが足跡を刻んだロンドンのウェンブリー・アリーナをワンマンライブで満員にした日本人のミュージシャンは、後にも先にも「BABYMETAL」しかいない。 あの4月の英国公演の成功が大きな自信になっているのではないか。 パフォーマンス全体がさらに進化している感じがした。 

 今さらながら個性的で切れ味のあるダンス、メタルにぴったりの響くボーカル、「神バンド」の超絶テクニックに終始、圧倒された。 これまで東京ドームで行われた数多くのライブに足を運んだが、これほど完成度の高いライブ・イベントは初めてだった。 

 まず目を奪われたのが、舞台装置の規模。 ドームの中央に設置された円形のステージの上に、ケーキのような形状の巨大な構造物が乗っている。 大きいだけでなく、デザインもカッコいい。 演出のセンスも抜群だ。 照明等の効果を最大限に活かし、見事な異空間を演出していた。

 それと、(分かっていたことではあるが)「BABYMETAL」のバックバンドが滅茶苦茶、上手い! さすがは、世界のメタルファンの度肝を抜いただけのことはある。

 加えて、観衆との一体感がスゴい! あの場所にいた人々は、最初から最期まで声を出し、手を振り続けていたに違いない。 ほとんど「宗教」だ。 あのくらい観客を巻き込み、感情移入させたら、ほぼ全員がライブのリピーターになると思う。 政治家として、とても勉強になった。(笑)

 あ、国際電話をかけないと。 次回のブログに続く。

追伸:明後日(水曜日)の「直滑降ストリーム」に、石破茂・前地方創生担当大臣がやって来る。 柔らかい切り口で、石破氏の人間的魅力を発信したい。 最期のライブでは、今回もシンガーソングライターのSAKIさんにピアノを弾いてもらう。 石破さんにも「キャンディーズ」のナンバーを歌ってもらおうかな。(笑X2)


「◇山本一太オリジナル曲:
「素顔のエンジェル」
「マルガリータ」
「かいかくの詩」
「一衣帯水」
「エイシア」