2016年8月2日

 このシリーズは、あと3、4本で打ち止めにする。 来週からはもう書かない。 が、最後まで思ったことを書き切ることにした。 山本一太の主張を、ネット空間に永久保存しておく必要があるからだ。

 「直滑降ブログ」の言霊(情報群)は、サイバースペースに蓄積される。 10年後、20年後であっても、幾つかのキーワードで必ず検索に引っかかるだろう。 その時の情勢によっては、検索された内容がさらに拡散され、何度でも再発信される。 

 だからこそ、歴史を残さねばならない。 参院議長人事をめぐる問題を記録しておく必要があるのだ。 将来、同じ失敗を繰り返さないためにも。

 溝手顕正・前参院議員会長は、お気の毒だった。 自分の周りの大多数のひとが、「溝手会長がそのまま参院議長に就任する」と思っていた。 次期参院議長として十分な資格があると考えていた。 

 このシナリオが、どこでどう変わったのかは、よく分からない。 が、その後の経緯を目の当たりにして、こう思わずにはいられなかった。 「派閥の絆なんて、この程度のものなんだ、な」と。

 詳しいことは言わないが、今回、尾辻秀久・元副議長(元厚労大臣)の信念と胆力には、改めて深い感銘を受けた。 このひとには、私心というものがない。

 尾辻副議長が参院本会議場で行った西岡議長への追悼演説は、今も語り草になっている。 格調のある名演説だった。 こういうひとにこそ、参院議長(三権の長)になっていただきたいと心から思う。 武見敬三参院議員もきっと同じ思いだろう。

 過去のブログでも言及した。 「安倍総理をずっと支持して来たこと」「そしてこれからも変わらず応援していくこと」と、「今回の参院議長人事に異論を唱えたこと」は(自分の中で)全く矛盾していない。 

 「能力主義や実績主義が欠如している参院自民党の体質に落胆していること」と、「盟友の吉田博美・幹事長を少しでも後押ししたいと考えていること」は、次元の違う話だ。 

 ついでに言うと、参院自民党が「カノッサの屈辱人事」で自らをマイナーリーグと認めてしまったことと、この組織にいる参院議員は「断じて2軍ではない」(魅力的な人材が集まっている)という事実も「つじつまの合わない現象」ではない。

 次回からの数本のブログで、こうした点を1つ1つ、解説する。


◇山本一太オリジナル曲:
「素顔のエンジェル」
「マルガリータ」
「かいかくの詩」
「一衣帯水」
「エイシア」