2016年6月30日:パート2

 17時半過ぎ。 先ほど、新青森駅から東京行きの新幹線に乗った。 つがる市、西津軽郡、弘前市、平川市、黒石市の5ヶ所で街頭に立ち、山崎力(やまざき・つとむ)候補の応援演説をやった。

 地元県議、候補者の夫人、山本一太の順でマイクを握った。 山崎夫人とは、同じ車で移動した。 車中でいろいろな話をした。 「息子も娘もこちらに来ています。家族総出で応援しているんです!」とおっしゃっていた。 特に活発なお嬢さんは、強力な戦力になっているらしい。 

 改めて思った。 「家族を見れば、そのひとの人柄が分かる。こんなに明るくて、素敵な奥様に愛されている。ファミリー全員で、お父さんのためにこんなに頑張っている。山崎さんて、本当にいいひとなんだな」と。 

 選挙戦も中盤に差し掛かった。 投票日まであと10日。 ここから応援部隊も続々と投入される。 何としても競り勝ってもらいたい!

 さて、どこにいても気になるのは沖縄の情勢。 え? もちろん群馬のことだって、いつも頭にある。 が、中曽根候補の再選に関しては、全く心配していない。 事実、群馬選挙区については、あらゆるマスコミが「中曽根候補の安定ぶり」を報じている。 

 唯一、懸念しているのは投票率だ。 中曽根県連会長に1票でも多く獲得してもらうためには、投票率の低下に歯止めをかける必要がある。 先日、群馬県内の企業を回った時も、「とにかく選挙に行くように呼びかけてください」とお願いした。 案外、取り越し苦労かも。 期日前投票が3年前を上回っている。 

 さすがに、最後の1週間は、相手候補(野党統一候補)も少しは伸びて来るかもしれない。 何しろ、相手陣営には、あの「ホワイトタイガー」(角田義一元副議長)がいる。 

 今頃、角田氏が黒沢民主党県連会長や民進党の国会議員、県会議員たちに檄を飛ばしているに違いない。 動きの鈍い「連合」も、最後は多少、組織の引き締めを図り、野党統一候補への支援を強めて来る可能性はある。 

 ただし、旧民主党と旧維新勢力との間には、ほとんど連携がないように見える。 「連合」の共産党アレルギーも、最後まで払拭出来ないだろう。

 さて、ここからは沖縄選挙区の話。 うるま市の女性死体遺棄事件には衝撃を受けた。 激しい怒りを感じる。 ご遺族の気持ちを考えると言葉もない。 日米首脳会談の席で、安倍総理がオバマ大統領に対して「厳しい口調で再発防止を求めた」のは当然だ。

 その後も米軍関係者による飲酒運転事故等の不祥事が続いた。 選挙公示後の6月26日にも、米軍属の男が酒気帯び運転容疑で逮捕された。 こうした事件が起こる度に、(当然のことながら)地元のマスコミに大きく報道される。 現職の閣僚である島尻安伊子候補にとっては、かなり辛い状況だ。

 それでも、島尻候補には「沖縄の未来」のために、この厳しい戦いを勝ち抜いてもらわなければならない。 何度も言うが、これほど沖縄のために必死で頑張って来た政治家は他にいない。 与党の議員であり、沖縄振興担当大臣である島尻さんにしか出来ないことが山ほどある。

 島尻大臣の公約や政策パンフレットをちゃんと読んでもらえれば、島尻候補のこれまでの実績や将来ビジョンは必ず伝わる。 が、島尻候補の歩んで来た道、政治家としての哲学や心情は、沖縄の人々、特に無党派の人たちに十分、理解されていない部分があるように思う。

 そういうことを(選挙応援の合間を縫って)島尻候補の代わりに自分が発信する。 あ、携帯がブルブルしている。 この続きは「沖縄選挙区、島尻安伊子大臣逆転勝利への道:その7」で。


◇山本一太オリジナル曲:
「素顔のエンジェル」
「マルガリータ」
「かいかくの詩」
「一衣帯水」
「エイシア」