2016年6月27日:パート2

 間もなく21時。 夜の新幹線で高崎に向かっている。 たった今、駅弁を食べ終わった。 焼き豚は美味しかったが、野菜が摂れなかった。 あとで濃縮野菜ジュースを飲んでおこう。

 午後。 沖縄から東京に戻って来た。 議員会館事務所で秘書と日程等の打ち合わせ。 複数の自民党候補者の資料を読んだ後、夕方の新幹線で新横浜駅へ。 センター南駅で行われていた「中西けんじ候補」の街頭演説会に合流した。 熱を込めて応援の言霊を放った。

 地元の鈴木けいすけ衆院議員、元みんなの党の浅尾慶一郎衆院議員も中西候補の応援に駆けつけていた。 今回、参院神奈川選挙区で自民党は三原じゅん子氏を公認、中西けんじ氏を推薦した。 自民党の2議席確保を目指して選挙戦を展開している。

 三原じゅん子さんは参院自民党の大切な同志。 政治家としての「華」もあるし、演説のパンチ力もあるし、人柄もいい。 この6年間、自民党参院議員として真面目に活動し、目に見える実績を積み上げて来た。 

 自民党女性局長や参院厚生労働委員長として活躍するかたわら、自らが所属する神奈川県連の活動にも貢献している。 忙しいスケジュールを縫って、仲間の応援にも飛び回って来た。 今回、自民党神奈川県連が徹底して三原候補を支援している理由はよく分かる。

 三原じゅんこ候補には、圧倒的得票で選挙区でのデビューを果たしてもらいたい。 またそうなると信じている。

 そのことを断った上で、今回は自民党が推すもう1人の候補者、中西けんじ氏について書きたい。 神奈川県の政治状況はよく知らない。 が、普通なら三原じゅん子氏と同じ選挙区の候補者というだけで、(たとえ自民党の推薦候補であっても)応援のマイクは握らない。 それが山本一太のスタイルだ。

 が、しかし、30年来の友人である河野太郎・行革担当大臣、党のクールジャパン特命委員会でお世話になっている鈴木けいすけ衆院議員、さらに党は違っても3本の論文を共著で投稿した浅尾慶一郎衆院議員の3人から応援要請があった。 「断る」という選択肢はない。 三原さんに事情を伝えた上で、横浜まで足を運んだ。

 今日、その「中西けんじ」候補の演説を初めて生で聴いた。 とても分かりやすく、かつ説得力のあるメッセージだった。 

 中西候補の政策パンフレットの中に盛られた政策提言に「借りて来た言葉」は一切ない。 「誰もが実感出来る成長の実現を!」というフレーズの下に「失われた20年を取り戻す成長戦略」「成長の果実を活用した社会保障の充実」「成長に直結する税制」に関する政策が並ぶ。

 自らの政策リーフレットにこれだけの具体的かつ独自の政策提言を盛り込める候補者は、ちょっと見たことがない。 国際金融の現場で勝負して来た中西氏の経済の知識や発想力、提案力は「掛け値なしの本物」だ。   

 さすがは著名なジャーナリストや経済人、文化人が主催するNPO「万年野党」の国会議員質問力ランキングで1位に選ばれるだけのことはある。 中西候補は過去6年間で170回も質問に立っている。 そのうち10回以上は本会議質問。 議員立法の提案件数も20件近かった記憶がある。

 中西氏の総理や大臣への質疑は何度も聴いた。 最近の参院財政・金融委員会では隣の席になることも多い。 野党時代の追求は厳しかったが、単に政府の揚げ足をとるような質問はなかった。 そこには常に提案があった。 「真っ向勝負の議員」という印象がある。 

 中西けんじ氏の金融・経済分野における実力を、今度は外野席(野党)ではなく、フィールドの中のプレーヤー(与党)として存分に発揮してもらたい。 街頭で熱く語る中西候補の姿を見ながら、心からそう思った。

 神奈川県民の皆さん、三原じゅん子さんと中西けんじさん、この2人の素晴らしい候補者を(神奈川の代表として)ぜひとも国会へ送ろうではありませんか! 2人とも絶対に当選させてあげてください!! 重ねてお願いします!!

追伸:
1.神奈川県にはあと2回、応援に入る。 三原じゅん子候補の街頭演説会と河野太郎大臣に頼まれた中西候補の個人演説会だ。

2.太郎ちゃん(河野大臣)、ケースケ(鈴木けいすけ衆院議員)、慶ちゃん(浅尾慶一郎衆院議員)の3人から「応援に来てくれ!」と言われたのは、スゴく嬉しかった。 ちび政治家にも、まだ「多少なりとも応援弁士としての価値がある」ということだもの。(笑)


◇山本一太オリジナル曲:
「素顔のエンジェル」
「マルガリータ」
「かいかくの詩」
「一衣帯水」
「エイシア」