2016年6月7日:パート2

 20時過ぎ。 高崎から東京に向かう新幹線の車中にいる。 今日も少しだけ前向きの進展があった。 焦らず、でも着実に準備を積み重ねていきたい。

 18時30分。 前橋公社ビル1階の多目的ホールで緊急開催された尾身朝子衆院議員の前橋・渋川地区の国政報告会に顔を出した。 その場で「尾身朝子・選挙対策本部」のメンバーが紹介された。

 なるほど、前橋市長、関係国会議員、県議、経済人等を網羅した群馬1区のオールスター選対だ。 要は、表面的には盤石のこの組織に「どう魂を入れていけるか?!」だと思う。 

 来賓として最初に紹介されたのは、尾身朝子選対の最高顧問に就任した笹川たかし前県連会長。 笹川たかし氏は、安倍自民党の辣腕の選挙参謀である茂木敏充・選対委員長とも近い。 力強い口調でこう明言していた。

 「尾身朝子さんが民主的かつオープンな手続きで1区の公認申請候補に選ばれたことは、党幹部にも伝わっている。次回の群馬1区の衆院選挙は、自民党の公認候補に尾身朝子さんを立てて戦うことになる。ぜひ、力を貸して欲しい!」

 続いてマイクを握った自分も、短い応援演説を炸裂させた。 「次の衆院選挙がいつ行われようと、党本部が尾身朝子衆院議員以外のひとを公認することは100%ない。地元の民意を踏まえた決定だからだ。さらに言うと、自民党総裁である安倍総理が朝子氏以外のひとを公認することもあり得ない!」と断言した。

 中曽根弘文・県連会長夫人も挨拶に立った。 尾身朝子氏への支援を呼びかけつつ、7月10日の投票となる参院選挙での中曽根県連会長への支援をお願いしていた。 大丈夫。 参院選は一致団結して中曽根県連会長を支援しますから!!

 過去のブログでも触れたように、安倍総理は必ず朝子さんの公認を後押ししてくれるだろう。 が、仮に公認がもらえたとしても、一瞬も安心してはならない。 本当に応援しているからこそ、あえて朝子氏にこう申し上げたい。 朝子さん、勝負はこれからだ。 いったん決着がついたとはいえ、地元ではまだ様々な思惑が渦巻いている。

 笹川たかし前県連会長の厚意をけっして忘れず、選考委員会で自分を選出してくれた1区県議団9名の人たち全員を大切にし、市議団や党員を丁寧に回り、まだ朝子氏への応援を逡巡している人々に頭を下げ、1区の隅々まで歩き回って、各地域に誰にも負けない後援会組織を作り上げていって欲しい。 誰が相手であろうと「必ず勝てる態勢」を作る。 これ以外に、政治家としての志を果たす道はない! 

 そこは、現職の衆院議員である朝子氏のこと。 十分分かっているとは思うが、改めて書いておく。 政治の世界は誰にも頼れない。 すなわち、政治の神様は「自ら努力する者」にしか手を差し伸べてくれない。 

 朝子さんには、次の選挙に向けて、群馬1区の有権者の人たちの心をがっちりと掴んでもらいたい。 誠意を尽くして、出来るだけ多くのひとの信頼を勝ち得る努力を最後まで続けてください!

 政治家・山本一太も同じ試練に直面している。 3年後の戦いに向けて、今日も「小さな種」を蒔いて来た。 この参院選挙が終わったら、年末までに群馬県各地の山本一太後援会を1つ1つチェックし、再構築する。 6ヶ月間で、全県の国政報告会をセットする。 

 え? 次の選挙に勝てるかどうかなんて、誰にも分からない。 これから3年でまた世の中はガラッと変わる。 でも、後悔だけは残したくない。 だから、やれることは全てやっておくつもりだ。

 朝子さん、力を合わせられるところは力を合わせ、お互いに頑張っていきましょう!

 あ、もう東京か。 次回のブログに続く。

追伸:過去20年、政治家として貫いて来た「ちっぽけな哲学」がある。 それは、「自分でやると決めたら最後までやり抜く!」ということだ。 いったん決意したら、勝とうが負けようが必ず貫徹する。 もちろん、勝負するかどうかは、自身で決める。 周りの思惑なんて関係ない!


◇山本一太オリジナル曲:
「素顔のエンジェル」
「マルガリータ」
「かいかくの詩」
「一衣帯水」
「エイシア」