2016年5月27日

 午前10時から参院本会議。 続けて午前11時から自民党総務会に出席した。 総務会が13時過ぎまで延びたため、昼12時の参院自民党・勇退議員慰労会には顔を出せなかった。(残念)

 夜は同僚議員との久々の会合。 考えてみたら、ボヘミアン議員になって以来。「得意の政局勘」を生かす場面があまりない。 これも「安定」(=停滞&旧来秩序の復活)の功罪だろうか。 が、(どんな副作用があろうと)今は安倍総理に長期安定政権を実現してもらうことのメリットのほうが、断然、大きいと思う。 

 深夜のテレビ朝日「朝まで生テレビ」に出演。 オバマ大統領の広島訪問、米国のトランプ現象と今後の日米関係等について徹底討論した。
 
 「議論がどう拡散するか予想のつかない」展開が、「朝まで生テレビ」の醍醐味でもある。 が、今回は司会の田原総一朗氏が意識して「トランプ躍進の背景と今後の日米関係の展望」に議論を集中させた。

 今回も、朝なまレギュラー(?)の森本敏・拓殖大学総長、村田晃嗣・同志社大学教授(前学長)、ジャーナリストの小西克哉氏、アゴラ研究所所長の池田信夫氏、国際政治学者の三浦瑠璃氏等、孫崎享氏等、米国の政治や外交に詳しい有識者たちがズラリと顔を揃えていた。 

 この人たちが、様々な角度からトランプ現象の背景や日米関係、オバマ大統領の広島訪問等について解説し、議論を戦わせた。 与党の政治家として、とても勉強になった。 

 「どこに飛び火するか分からない意外性」も面白いが、こうして論点を絞っていくのも、「朝生」の1つの方向性ではないかと感じた。 視聴者にも分かりやすい議論だったのではないか。


追伸:米国の政治オタク(?)を対象に行われた米国大統領選挙に関するアンケート調査が、SNS上で話題になっているらしい。 「なぜヒラリーに投票するのか?」という理由として最も多かったのは、「トランプではないから!」だったそうだ。(笑) 

 同様に「なぜトランプに一票を投じるのか?」という質問に対する反応でも一番多かったのは、「ヒラリーでないから!」という答えだったとのこと。(笑X2) ふうむ。 このアンケート結果が、今の米国の雰囲気を最も良く伝えている気がする。


◇山本一太オリジナル曲:
「素顔のエンジェル」
「マルガリータ」
「かいかくの詩」
「一衣帯水」
「エイシア」