2016年5月8日

 夜。 コカコーラゼロを飲みながら、パソコンのブログ更新画面に向かっている。 この年になって炭酸が好きになったなんて変だ、な。(笑) 

 午前11時30分から高崎市内で行われた結婚披露宴に出席した。 高崎市の製造業2代目、3代目の経営者による山本一太若手応援団「北斗の会」の6代目会長(1年ごとに交代)が、40代半ば(?)でようやく結婚した。 10歳以上年下の明るくて、チャーミングな新婦を射止めた。 ご両親もホッとしたご様子だった。 

 ね、新郎のお母さん。 「大丈夫。息子さんはカッコいいですから、その気になればすぐにお嫁さん、見つけられますよ!」と言っていたとおりでしょう。(ニッコリ) 本当に良かったですね。 おめでとうございます! 

 新郎・新婦の共通の趣味は音楽。 新郎は高校時代、アマチュアバンドを組んでライブ活動をやっていた。 新婦も中学から短大までブラスバンドでトランペットを担当していたとのこと。 ロック大好きカップルの誕生だ。 何しろ、2人で選んだに違いない新郎・新婦の入場曲がローリングストーンズの「Start me up!」だったもの。(ニッコリ)

 ミックジャガーの歌が流れた瞬間、人生の先輩としての薀蓄とか、結婚生活のアドバイスとか、その手のスピーチはやめようと決めた。 頭に描いていた祝辞の構成を急遽、変更した。 代わりに、ストーンズとベビーメタルのエピソードを中心とした即興の「ロックなお祝いメッセージ」を炸裂させた。 
 
 精一杯、心を込めてやった。 今日の型破りな(?)祝辞が、主役である2人の記憶に少しでも残った嬉しいんだけど…なあ。

 さて、ここからは衆院群馬1区公認問題の続き。 群馬1区の公認申請候補として、今回、なぜ現職の尾身朝子氏を強く推したのか? この点に関しては、過去のブログでも縷縷、述べて来た。 が、尾身朝子氏の推薦決定を受けて、政治家・山本一太の意図を改めて明確にしておきたい。

 「7つしかない群馬県の国会議員の選挙区の議席を同時期に親子で占めるという状況は極力、避けるべきだ」というのが朝子氏を支持した理由の1つであることは間違いない。 

 中沢選考委員長も、7対2の無記名投票で朝子氏を公認候補に決定した選考委員会の終了後のぶら下がりインタビューで、「(選考委員以外の)県連の内部にも『親子で2議席』は県民の理解を得られないのではないかという意見があった」と明らかにしている。 過去のブログでも触れたが、この点は大半の県議だけでなく、一般の県民にも共有されている認識だと思う。

 ただし、(誤解のないように言っておくが)「親子による同時期の2議席は望ましくない」というのは、尾身朝子氏が群馬1区の公認候補として最適だと判断した最大の理由ではない。 さらに言うと、今回、自分が尾身朝子衆院議員を支持したのは、朝子氏が単に「現職の国会議員だったから」でもない。 

 群馬選出の参院議員として20年のキャリアを積み重ねて来た参院議員山本一太が尾身朝子衆院議員の公認を強く後押した最も重要な要因は、群馬1区の発展と地域住民の生活向上を図るための「即戦力」として最も活躍出来るのは、どう考えても尾身朝子氏だろうという確信があったことだ。

 20年後の日本の未来を考えることは、もちろん大事だ。 外交や安全保障、憲法改正等が国の存立に関わる重要事項であることは言を待たない。 でも、政治家としてそうした問題に影響力を及ぼすためには、様々な経験や実績を積む必要がある。 国家の平和と安全を守ることが全ての国会議員の責務であることは言うまでもない。 が、当面は、安倍総理や外務大臣、防衛大臣等の現職閣僚、大臣や党の要職を歴任した有力な政治家が中核となって取り組む。

 むしろ、この地域にとってより重要なのは、「5年後、10年後の将来をどうするか?」ということなのではないか。 つまり、どうやって県都前橋の衰退を食い止め、利根沼田地域の産業振興を図っていくかということに尽きる気がする。

 逆の言い方をすると、多くのひとが「今、地域創生のための具体的な手を次々に打っていかないと、この地域は衰退の一途を辿る」という危機感を抱いているということに他ならない。 だからこそ、今、群馬1区の代表として求められているのは、この地域の発展に貢献する具体的な構想と実行力を持つ政治家なのだ。 少なくとも自分はそう考えた。

 選考委員会が選考の対象とした2人の候補者は立派な人物だと思う。 それぞれの持ち味と魅力がある。 それでも選考委のメンバーである9名の県議の大多数が尾身朝子氏を選んだのは、「もう1人の候補者は親子批判(?)があって難しいから」みたいな後ろ向きの発想ではなく、「地域のニーズを考えると、こちらの候補者のほうが即戦力として働いてもらえる」という視点からの判断だったと信じている。 それが、7対2という投票結果として表れたのだ、と。

 「即戦力」という観点から見れば、現職の衆院議員でもある尾身朝子氏の総合力(学歴、経験、実績、グローバル感覚、人脈、政策の知識や政策立案能力等)は、これまで一度でも名前の取り沙汰された他のあらゆる候補者を上回っている。 それは100%、間違いない。

 あ、気がつくと午前1時を回っている。 そろそろ休まないと。 明日から忙しい1週間が始まる。(ふう)


◇山本一太オリジナル曲:
「素顔のエンジェル」
「マルガリータ」
「かいかくの詩」
「一衣帯水」
「エイシア」