2016年4月17日

 熊本地震に対する安倍内閣の対応は迅速だ。 本日の午後、自民党の谷垣幹事長と会談した安倍総理が、熊本県に対する早期の激甚災害への指定を速やかに行いたい旨の考えを示した。 河野防災担当大臣が、被災地の方々に希望を持ってもらうため、「政府の対策に関する速やかな情報発信」を求めている点も重要だと思う。

 引き続き、政府の総力を挙げて万全の対策を打ち出していただきたい。 与党議員も党の枠組みの中で頑張ります!

 本日は、朝から地元で活動。 午前11時からは自民党安中支部の役員会に出席。 30名ほどの参加者の前で、約40分の国政報告をやらせてもらった。 

 平和安全法制を含む安保政策等に加え、熊本地震に対する政府の対策にもかなりの時間を割いた。 パナマ文書やスポーツと賭博の問題、参院選の展望等にも言及した。 今夏の参院選挙への協力も改めてお願いしておいた。 

 考えてみたら、安中での(こうした形の)国政報告会は初めてだ。 スゴく嬉しかった。 自民党安中支部役員の皆さん、本当にありがとうございました!(地元担当秘書の努力にも感謝!) その後も、夕方まで群馬県内を飛び回った。(ふう)

 さて、と。 「コカコーラゼロ」を飲みながら、前回のブログの続編を書く。 衆院群馬1区の公認問題をめぐる某週刊誌の記事の中で、最も関心を引いたのは、次の一節だった。 この部分こそ、この記事の核心と言っていい。

「弘文氏は夏の参院選で六選を目指すが、康弘氏の時代から『中曽根ブランド』を支えてきた地元有力者は嘆息する。
 『九十七歳の康弘氏が元気なうちに、康隆君が議員バッジをつける姿を見せてあげたい。弘文氏が引退すれば、康隆君の1区公認に反対する者はいませんよ。しかし、弘文氏は昔から聞く耳を持たない。もう1期続けて参院議長を狙っているようですが、それでは康隆君の政界デビューが六年、遅れることになる。群馬県出身の元宿仁自民党事務総長も頭を抱えているそうです』」

 地元有力者が本当にこう言ったのかどうか、調べる手段はない。 が、この人物の言うことは、あくまである政治一家の内々の事情であって、一般の有権者にはピンと来ない理屈だ。(苦笑)

 ただし、県内の自民党関係者、政治や選挙に関わって来た人たちからは、しょっちゅう同じ話を耳にする。 逆に言うと、この記事に登場する「中曽根ブランドを支えてきた地元有力者なるひと」も、「今の群馬の状況を考えれば、衆参の議席を親子で占めるのはさすがに難しいと考えている」ということに他ならない。

 そう言えば、中曽根県連会長の有力な支持者の中にも、「康隆氏のために身を引くべきだ」という意見があるという噂を聞いた。 真偽のほどはよく分からない。

 先日、ある自民党県議と自民党支部のある役員が、全く同じことを話していた。 発言の主旨をそのまま書く。

「中曽根県連会長が本当に康隆氏を群馬1区から出したいとお考えなら、自らは引退して息子の康隆氏に道を切り開いてあげたらいい!周りに頭を下げて、『私は選挙に出ませんから、息子にチャンスを与えてください』とお願いするのが筋だ。30年間、政治家をやって来た自分もまだ参院議員を6年やりたい、息子も衆院の小選挙区から出したいというのは、いくら何でも通らないよ!」と。

 自民党県議団の大半のメンバーが、この認識を共有していると思う。 康隆氏自身の資質や能力とは違う次元の話だ。

 さあ、今晩はいつもより早く腹筋と背筋をやる。 次回のブログでは、「あの25本の『直滑降ブログを書かなかったら、今頃、どんな展開になっていたか?」について解説したい。


◇山本一太オリジナル曲:
「素顔のエンジェル」
「マルガリータ」
「かいかくの詩」
「一衣帯水」
「エイシア」