2016年4月5日

 午前10時。 金融調査会に出席。 FinTechをめぐる戦略的対応(提言案)についての議論だった。 ネット時代の金融戦略にはとても興味があったが、これまでほとんど出席出来なかった。 

 ひとつだけ意見を言った。 「サイバーセキュリティーの重要性をもう少し強調してもいいのではないか」と。

 午前11時から総務会。 現行の就学義務制度の範囲内で不登校児童生徒への支援を充実させることを目的とした法案が審議にかけられ、了承された。 丹羽秀樹・前文部科学副大臣の努力に敬意を表したい。 丹羽さん、お疲れ様でした。

 今回も総務として、次のような趣旨の発言をした。 「あと3ヶ月半で確実に参院選挙がある。選挙のために必要な政策を曲げるようなことをやってはならないと考えるものの、政策の実施や方針の発表等に関しては、タイミングに配慮することも大事だと思う。この点については、与党からも政府の動きに目配せをしていただきたい!」

 さらに続けた。 「地元群馬でも、民進党に対する追い風は全く感じない。が、国民の間に自民党を勝たせ過ぎたのではないかという雰囲気が出始めている気がする。警戒すべきムードだ。これまで以上に、政府与党の政策を国民に丁寧に説明していくことが重要ではないか。」

 「たとえば、平和安全法制の理解は進んだとはいえ、まだ法律が必要でないと考えるひとの割合が、必要だと思っているひとの数を上回っている。今後も真摯な説明努力が求められる。」

 最後に憲法改正の問題に言及した。 「憲法改正は自民党の党是。もちろん賛成だ。が、国民的合意を得るには時間がかかる。野党は『安倍政権が改憲を一気かつ強引に進めようとしている』かのような誤った印象を植え付けようとしている。参院選の公約で憲法改正をどこまで強調するかは、十分に検討すべきだ」と。

追伸:昨日、文部科学省が全国の公立中学・高校の生徒の英語力に関する調査の結果を初めて公表した。 それによると、中学は千葉県が、高校は群馬県が1位になった。

 「英検準2級程度以上の実力がある」と判断された高校の生徒数のデータで、49.4%の群馬県が全国最高の数字を記録したのだ。

 故郷群馬にとって、こんなに嬉しいニュースはない。(ニッコリX50) あとは、全国最下位のあたりを低迷している「知名度」を上げることだ、な。


◇山本一太オリジナル曲:
「素顔のエンジェル」
「マルガリータ」
「かいかくの詩」
「一衣帯水」
「エイシア」