2016年4月2日:パート2

 夜。 飛行機で那覇空港に向かっている。 え? 機内食が出るんですか?! しかも結構、美味しそうだったりして。 空港で無理にカレーなんて食べなければ良かった。(無念)

 明日は「沖縄の基地負担軽減をみんなで考える有志の会」(山本一太会長代行)のメンバー5名による現地視察がある。 基地所在自治体、基地のない自治体の首長たちと、それぞれ懇談する。 県連青年部との会合もセットされている。

 負担軽減を考える会の視察は今回で2度目。 前回は北部訓練場等に足を運んだ。 小野寺五典・元防衛大臣も一緒だった。 今後は沖縄以外の基地所在自治体との意見交換も積み重ねていくつもりだ。

 ここからは選挙の話。 安倍総理が6月1日に衆院を解散し、ダブル選挙を断行する可能性は(依然として)十分にあると思う。 そのための環境はすでに整っている。

 が、総理が実際に衆参同日選挙に踏み切るかどうかは、その時の情勢次第だろう。「民共合作」などと言われる野党共闘が「国政選挙の場で実際にどの程度の威力を発揮するのか?」を測る数字のデータも、判断の材料になる気がする。

 ただし、参院単独の選挙になった場合、自民党は「1人区」で思った以上の苦戦を強いられる可能性がある。 まあ、選挙はどんな時も厳しいけど…。

 以前のブログにも何度か書いた。 国政選挙で3回続けて大勝した政権は、第2次安倍内閣だけだ、と。 もちろん、過去、2度続けて「与党が衆院で3分の2の議席を獲得した」などということは、ただの一度もなかった。

 今回、安倍総理は自公政権による「前人未到の国政選挙4連覇」を目指している。 これは並大抵のことではない。 油断や慢心の入り込む隙間は1ミリもない。 ましてや、保守王国と呼ばれる群馬で「党本部と県議団が対立して分裂選挙をやる」などという内紛を見せつける余裕は全くない。

 第2次安倍政権が発足してから3年4ヶ月。 特定秘密保護法、消費税増税、平和安全法制、そして2度の国政選挙と、何度か厳しい局面はあった。 「ここが正念場」と書いたこともあった。 その都度、総理の的確な判断と素早い決断で、あらゆるピンチを乗り越えて来たのだ。

 が、しかし、消費税再増税の判断も含め、安倍内閣の真の試練はこれからやって来る。 長期安定政権を実現出来るかどうかの最大の関門が待ち受けている。 

 少なくとも群馬で、民進党への追い風は全く感じない。 政権交代への深い幻滅も解消されていない。 にもかかわらず、参院選挙が3ヶ月後に迫る中、国民の間に「さすがに自民党に勝たせすぎたのではないか?」というムードが漂い始めた感じがする。 要警戒だ。 

追伸:衆院群馬1区公認問題に関する26本のブログを書いた。 ある「直滑降ファン」の友人が言った。 「この26本は、いろいろな意味で政治家・山本一太の戦闘力の証だよな。友達のひいき目を差し引いても中身は説得力あったよ!」と。 

 「考えてみろよ。『山本一太は手強い。いざとなれば、徹底的な情報収集と分析をやって、何年でも同じ問題を追跡し、ブログで発信し続ける意志と能力がある』ということを証明したってことになる。お前の政敵は益々、警戒するよ!(笑)」とも。

 なるほど、そんな見方もあるのかと思った。 が、必要なら、「その300」まで連載を続けられるというのは事実だ。 シリーズが長くなると、それだけ視聴率はアップする。

 このブログのGoogleのページランクは、現時点でもかなり高い。 しかも、山本一太の発信装置はブログだけではない。 存在感を増しつつある自らのネット番組やツイッター(フォロワー数はまだ17万人程度に留まっているが)も自由に使える。

 今の発信力で毎日、1ヶ月でも1年でも「言霊」を飛ばし続けたら、必ず誰かのアンテナにキャッチされる。 そうなると、永久保存の「情報」としてサイバー空間に拡散し、いつでも火を噴くようになる。 そのことだけは確信した。

 目的地まであと40分。 少し目をつぶって休むことにする。    


◇山本一太オリジナル曲:
「素顔のエンジェル」
「マルガリータ」
「かいかくの詩」
「一衣帯水」
「エイシア」