2016年3月31日

 23時過ぎ。 腹筋と背筋をやる前に「直滑降ブログ」を更新する。 

 午前10時から15時30分まで、昼を挟んで約5時間の財政金融委員会があった。 続けて16時過ぎから参院本会議。 赤字国債の発行を可能にする特例公債法が成立した。 この法律によって、2016年度から20年度までの5年間、予算が成立すれば自動的に赤字国債の発行が可能となる。

 さて、一昨日、平和安全法制が施行された。 某大手メディアによる最新の世論調査によると、この法律を評価するひとの割合は増えているようだ。 が、依然として「評価しない」という答えが「評価する」を上回っている。 

 3ヶ月後の参院選挙に向けて、引き続きこの法律の意義や目的を国民に丁寧に説明していく必要がある。

 先日の東吾妻町後援会主催の国政報告会でも安全保障問題を取り上げた。 安保法制の内容を改めて解説し、出席者からの質問を受けた。

 過去のブログで何度も指摘しているように、旧民主党(今の民進党)は平和安全法制に真っ向から反対した。 安倍内閣の経済政策も一貫して批判している。 群馬の民主党群馬県連も全く同じ主張を繰り返して来た。

 そうだとすれば、群馬の民主党は、今夏に必ず行われる直近の国政選挙(参院選挙)で自らの党の公認候補を擁立し、「なぜ、安倍政権の安全保障政策に反対しているのか?」を有権者に訴える責務がある。 

 にもかかわらず、民主党群馬県連は目途としていた3月末までの公認候補者決定を断念した。 候補者選びは再び先送りされた。 昨年、このブログで予想したとおりの展開になりつつある。

 この流れのまま、黒沢孝行・民主党県連会長が(3月末までに候補者を決められなかった責任を取って?)県連会長を辞任し、民主党県連は結局、公認候補を立てられず、群馬参院選史上初の『自民党と共産党の一騎打ち』という県民にとって「あまりに不幸なシナリオ」に突入していくのだろうか?!

 いや、民主党群馬県連の代表が「参院選に候補者を出さないことはあり得ない!」とまで断言しているのだ。 これで候補者を担げないという事態になれば、県連に候補者擁立を促して来た支持母体の「連合」はもちろん、安保法制への反対を叫んで来た民主党を支持する群馬の市民グループにも、落胆が広がるだろう。 少なくとも民主党支持者の人たちの士気は大きく下がるはずだ。 次回の民主党県議の選挙にも、きっと影響する。

 そこまで考えると、民主党群馬県連が(最後は)「誰かを参院選に出馬させる」可能性はまだ残っている気がする。 でも、候補者の「顔」は、なかなか浮かんで来ない。

 ふうむ。 この状況だと、県内の一部で囁かれている「ホワイトタイガー(角田義一元参院副議長)の参院選カムバック」というサプライズもあり得ない話ではない。 先日、地元の会合でお目にかかった時もスゴく元気だったし…。

 あ、携帯が鳴っている。 この続きは次回のブログで。


◇山本一太オリジナル曲:
「素顔のエンジェル」
「マルガリータ」
「かいかくの詩」
「一衣帯水」
「エイシア」