2016年3月28日:パート2

 仮に尾身朝子氏が衆院群馬1区選出の新しい衆院議員になったとしよう。 朝子氏は何があろうとふんぞり返ったり、お高くとまったりしないと断言出来る。 選挙区の活動にも一切、手を抜かないだろう。 

 もともと真面目な努力家であることに加え、(通産官僚出身ながら)庶民派政治家として群馬1区に強力な後援会ネットワークを作り上げた尾身幸次・元財務大臣の背中をずっと見て来ているからだ。 

 必要があれば、睡眠時間を削っても1区の自民党県議や市町村議員に会い、地域の自民党員の中に飛び込み、各地域に自らの後援会を立ち上げ、地元の人々の陳情を丁寧に組み上げて国政に反映させる努力を積み重ねていくに違いない。 朝子氏は、批判にもきちんと耳を傾けるタイプだ。

 一見すると「とっつきにくい」と感じるひともいるだろう。 でも、親しくなれば、きっと朝子氏の人柄(見た目と本質ギャップ?)を好きになるはずだ。 朝子さんももっと素のままの自分を出したらいい。 

 何度も言うように、尾身朝子衆院議員には、政治家としての高い志と使命感がある。 私生活のスキャンダルで有権者を落胆させるようなことは絶対にないと思う。

 安倍内閣が掲げる「女性活躍推進」の流れにも乗っている。 たとえば同程度の能力を持つ男性と女性の候補者がいるとすれば、女性の進出を後押しするのが時代の要請というものだ。

 2人の子供を育て上げた朝子氏は、「内閣府子ども・子育て会議委員」も務めた。 女性の目線や母親としての視点も、子育てや教育政策に反映させてくれるだろう。

 以上、衆院群馬1区の公認を差し替えるとすれば、「比例区現職の尾身朝子氏が後継として最も筋が通る」と考える5つの理由を列挙した。 あらゆる条件を考え合わせると、それが最適の選択肢だと確信している。

 が、しかし、万一、県連の選挙対策部が(党本部と協議の上で)前橋市選出(又は1区選出)の県議の1人を公認推薦すると決定した場合は、その県議を全面的に支援する。 

 尾身朝子氏であろうと、県議の1人であろうと、自民党県連が一致団結して戦えば’(誰が対抗馬になろうと)必ず勝てる! 山本一太も全身全霊を傾けて応援する。 前橋市の企業後援会等にも、利根郡各地の山本一太後援会にもフル稼働してもらう。 その時は、後援会の幹部を回ってお願いする。

 あ、お湯が沸いた。 身体が熱いミルクティーを要求している。

追伸:先日、あるひとから、「一太さんはなぜ、地方議員(県議や市議)の国政進出を促すような発言をするんですか?」と聞かれた。 

 過去のブログでも触れた気がするが、答えはシンプルだ。 草津町議を12年、群馬県議会議員を10年やった後で赤い絨毯を踏んだ(=国会議員になった)亡父の生き様を見ているだけに、地方議員(特に県議)に強い思い入れがある。 もっと正確に言うと、日々、群馬の現場を歩き回っている県議の人たちに、ある種の尊敬の念を抱いている。 

 群馬にも、もっと「地域のために貢献して来た県議や市議が上を目指して行ける(=国政選挙の候補者になる)」というメカニズムがあってしかるべきだ。 以前からずっとそう考えている。

 「機会平等」の欠如した社会、やる気のある人間が挑戦出来ない組織は衰退する。 政治の世界も同じだ。 山本一太は出来の悪い2世議員だが、能力があれば世襲もありだと思う。 ただし、新規参入の枠を強引に歪め、他の人のチャンスを奪うような行動は厳に慎むべきだ。 


◇山本一太オリジナル曲:
「素顔のエンジェル」
「マルガリータ」
「かいかくの詩」
「一衣帯水」
「エイシア」