2016年2月27日

 20時過ぎ。 新幹線で東京に向かっている。 22時に都内某所で米国から一時帰国している友人に会う。 少しでも役に立てるといいんだけど…。

 今日は午後から地元入り。 最近、自民党県議団に入った某県議の県政報告会や自民党佐波郡支部の新年会等に顔を出した。 声のボリュームを抑えつつ挨拶した。 合間に、亡くなった秘書の自宅も訪問。 命日は3月1日。 あれからもう4年も経つんだなあ。 矢島学(やじま・まなぶ)のことは、絶対に忘れない。 

 ここからは前回のブログの続き。 昨日の14時、総裁ネット戦略アドバイザー(政調担当)として、党本部の政調会長室で行われた政調幹部会に初めて出席した。 政調幹部会の末席に座れるようになったくらいのことは、他の多くの議員にとっては「些細な話」かもしれない。 が、ちび政治家・山本一太にとって、とても意味のある(嬉しい)出来事だった。  

 政調幹部会に人一倍、思い入れがある理由は実にシンプルだ。 野党時代の参院自民党政審会長として、前任の会長までは役員会にも呼ばれず、総務会の幹部席にも座れず、かつ政調の幹部会にも入れなかった政審会長というポストを「必死の努力で自民党の政策メカニズムの中枢に押し込んだ」のは自分だという自負があるからだ。

 この日の政調幹部会に集まったのは7名。 稲田朋美・政調会長、塩谷立・政調会長代行、松本純・政調会長代理、小野寺五典・政調会長代理、田村憲久・政調会長代理、愛知二郎・政調会長代理と山本一太。 新藤義孝・政調会長代理は欠席だった。

 政調会長と政調会長代行を除く政調幹部会のメンバーは(山本一太以外)全員が政調会長代理の肩書きを持っている。 ちなみに、政調会長代理は衆院4名、参院2名の6名で構成。 残念ながら、ここでも「衆参の実力差」は歴然だ。(ため息)      

 そりゃあ、そうだろう。 小野寺代理は前防衛大臣、田村代理は前厚労大臣、新藤代理は前総務大臣、松本代理は元官房副長官で、かつ筆頭副幹事長を兼ねている。 この4人の衆院議員は、稲田政調会長を支えるのにふさわしい「強力な布陣」と言っていい。 

 今の政調幹部会の力関係では、なかなか参院側の意見は反映されにくい。 その観点からすると、(参院側の立場を主張する役割で幹部会に加えてもらったわけではないが)政調会長代理でもない参院議員・山本一太がこの枠組みに入れたのは、いろいろな意味で良かったと思う。 冷血知能犯(?)の執拗な妨害に遭いつつも、何とか1センチ、前進した。(ふう+ニッコリ)

 少し前の直滑降ブログにも登場した松本純さんは魅力的な人物。 第2次安倍内閣で主要大臣を務めた小野寺五典氏、田村憲久氏、新藤義孝氏のことは尊敬している。 が、政治家にもそれぞれの得意分野がある。 僭越ながら、自分にもこの4人とは違う強みがあると信じている。 

 もっと言うなら、(僭越ながら)衆院4人衆に比べて、参院議員である山本一太の政策の知識、発信力、発想力が劣っているとは考えていない。 え? 少なくとも選挙力は負けていないと思うな。(笑) 現時点では(直近の選挙データ比較では)同じ県の全衆院議員の得票数と得票率を上回っているもの。

追伸:山本一太はコソコソと小賢しい猟官運動なんてやらない。 安倍総理(自民党総裁)に会って、直接、お願いしたのだ。 「総理、私を自民党政調会長代理の1人に加えていただけないでしょうか?そのほうが、総裁ネット戦略アドバイザーとしての機能(発信力)を高められます。もっと総理の役に立ちたいんです!」と。

 こんな考えもあった。 「第2次安倍内閣で一緒に閣僚を務めた同志の小野寺さん、田村さん、新藤さんと力を合わせて稲田政調会長を応援出来たらどんなにやり甲斐があるだろう!」と。 「今夏の参院選の当事者(参院議員)として、参院選の勝利に必要な政策や公約をプッシュすることも出来る」とも。 

 あ、間もなく東京のアナウンス。 その後、どんな経緯を辿ったのかは次回のブログで。


◇山本一太オリジナル曲:
「素顔のエンジェル」
「マルガリータ」
「かいかくの詩」
「一衣帯水」
「エイシア」