2016年2月24日

 午前10時から参院本会議。 午前11時からは内閣部会等の合同会議に出席。 宇宙分野におけるベンチャーの活性化に繋がる2本の法案が審議にかけられた。 政府からの法案説明が終わる直前に退出。 予定していた「熱烈な応援演説」は出来なかった。(残念X5)

 午前11時30分。 クールジャパン戦略推進特命委員会の幹部会議。 各PTの座長と今後のタイムスケジュールを相談した。 そのまま昼12時からの定例会議へ。

 新生クールジャパン特命委員会の第1回定期会合のテーマは、クールジャパン発信のための国内拠点の構築。 記念すべき最初のスピーカーとしてお招きしたのは、中村伊知哉・慶応大学大学院教授だった。 中村教授を中心に民間主導で進められている「クールジャパン特区」の構想について話を聞いた。

 最後まで飽きさせない中村教授の巧みなプレゼンを堪能した後で意見交換。 出席議員との質疑応答も活発だった。 会議終了後、中村伊知哉教授と暫く立ち話をした。 

 最後は、2つの伝説:「中村先生が実質的にプロデュースした伝説のガールズ・ロックバンド『少年ナイフ』と日活の怪獣映画『大怪獣ガッパ』」の話で盛り上がった。 いつものことだ。(笑)

 17時。 自民党本部1階のカフェスタで「山本一太の直滑降ストリーム@cafesta」の生放送。 今回のゲストは二階俊博・自民党総務会長だった。 約1時間、安倍自民党の屋台骨を支える重鎮から、じっくり話を聞いた。

 二階総務会長がカメラの前でこんなに喋るのは見たことがない。 政治家を志したきっかけや人生哲学、趣味、好きな食べ物から、安倍総理の評価、アベノミクス、日中、日韓関係、衆参同日選挙、憲法改正まで、幅広い話題について語ってもらった。

 ふうむ。 二階総務会長が野球好きで、しかもピッチャーをやっていたなんて、ちっとも知らなかった。 番組の放送終了後、こんな感想が多く寄せられた。 「二階さんにはちょっと恐いイメージがあったけど、あんなに気さくで親しみの持てるひとだったんですね!」と。

 若い頃、島崎藤村の本に心を揺さぶられた話、議員秘書時代に健康を壊した上司(代議士)に最後まで尽くしたエピソードは特に印象に残った。 この2つの逸話に、二階総務会長の「男気や面倒見の良さ、義理人情を重んじる人柄」が凝縮されている気がした。

 いつもは強面の二階総務会長が時折見せる笑顔は、とてもチャーミングだった。 政策や政治哲学に加え、人間的魅力も十分に伝えることが出来たと確信している。 総務会長、お忙しいところ、本当にありがとうございました!

 それにしても、やっぱりライブ(生中継)は面白い。 番組の途中で、2人の大物の予期せぬ(でも嬉しい)乱入(?)があった。 ひとりは稲田朋美政調会長。 もうひとりは、元外資系金融機関のアナリストで、日本の観光政策や文化政策への提言を続ける英国人、デービット・アトキンソン氏だ。 アトキンソン氏と二階総務会長は個人的にも親しい間柄だ。

 自民党最後の大物党人派政治家と言われる二階俊博総務会長の出演で、「直滑降ストリーム」の空間はさらに広がった。 来週3月2日(水)は、ニューヨークのブロードウェーで活躍する日本人演劇プロデューサー、出口最一(まこと)氏の緊急出演が決定。 再来週3月9日(水)には、小泉進次郎・農林部会長がカフェスタにやって来る。


◇山本一太オリジナル曲:
「素顔のエンジェル」
「マルガリータ」
「かいかくの詩」
「一衣帯水」
「エイシア」