2016年2月20日

 夕方。 東京に向かう列車の車中からのブログ。 地元の吾妻地域で大事な葬儀に参列した。 東吾妻町長(山本一太東吾妻町後援会長)とも懇談した。 真面目で誠実な人柄。 安定感は抜群だ。 こんな素晴らしい後援会長が、生まれ育った地域にいる。 政治家として幸運という以外にはない。(ニッコリ)

 ちなみに、生まれ故郷の草津温泉の後援会長も、歴代の草津町長にお願いしている。 8割の得票率を誇る吾妻郡の支援組織は、スゴくしっかりしている。 大切にしないと。

 実は東吾妻町の後援会のメンバーから、「ぜひ国政報告を!」という要望が出ていた。 が、喉の手術もあって日程を延期していた。 3月下旬以降に改めてセットしてもらうことに。 安保法制や外交、経済等について解説する。 

 さて、ここからは、民主党群馬県連による参院選挙候補者選びに関するブログの続編(その3)。 本日の地元紙(上毛新聞)の1面に、民主党群馬県連による参院選候補者擁立問題に関する記事が掲載された。 複数の大手紙も群馬版のページで擁立に向けての動きを取り上げている。

 報道の内容を簡単に整理すると、次のようなことだ。

「昨日(19日)、前橋市内で開かれた民主党群馬県連の常任幹事会で、今夏の参院選群馬地方区の候補者擁立が議論された。が、結論は先送りされた。3月末を期限に引き続き選考作業を続けていくことになった。」

「非公開の幹事会に出席した17名の半数以上が、黒沢県連会長を推す発言をした。他方、『本人の意向を尊重すべき』等の慎重な意見もあった。黒沢県連会長自身は『現状では難しい』と出馬を否定している。これに対して、角田義一元参院副議長は『黒沢会長しかいない』と話している。」

 あくまで報道だ。 どこまで正確なのかは分からない。 が、自分が最も気になったのは、地元紙(上毛新聞)の記事の中の「黒沢県連会長が、3月末までに候補者を決められなかった場合、県連会長を辞任するという趣旨のことを話した」という部分だ。

 いくら何でも、これは何かの間違いだろう。 この状況で最大野党である民主党の県連会長が言うべきことは、「政府与党の暴走(自分は真逆の考えだが)を止めるため、政治生命を賭けて、次の参院選に必ず候補者を擁立する!」ということだ。 そうに決まっている。 

 そりゃあ、そうだ。 県連のリーダーが、「期限までに候補者を決められなかったら、県連会長を辞任する」などという後ろ向きな(=腰の引けた)発言をするはずがない! 今の段階で県連会長がこんなことを言ったら、戦いの前に陣営の士気を大きく下げるにことは間違いない。

 その点、角田義一元参院副議長は尊敬に値する。 敵ながらあっぱれだ。 年齢を重ねても衰えない信念がある。 政治家としての「覇気」が違う。 このひとがいたからこそ、自分も民主党候補と政策を競い合うことが出来たのだ。

 民主党群馬県連の候補者選定の動きを見ながら、いつもこう思う。 「これが自民党だったら大変なことになっている。中からガンガン突き上げらるだろう。群馬県の民主党議員の人たちは、支持者の人たちに叱られたりしないのだろうか?」と。 「安保法制に反対する民主党支持の市民団体の人たちがよく怒らないものだ」とも。

 3月末までに候補者を決定出来なかったら、民主党群馬県連は独自候補の擁立を断念するということなのだろうか? そうなった時のシナリオは火を見るより明らかだ。 あ、たった今、東京駅に到着。 急いでパソコンをしまわないと。 この続きは、その4で。 


◇山本一太オリジナル曲:
「素顔のエンジェル」
「マルガリータ」
「かいかくの詩」
「一衣帯水」
「エイシア」