2016年2月6日

 日経ビジネスが1月25日号の特集で「活力ある都市ランキング」を発表した。 働く世代2万人を対象にした調査を踏まえて作成したとのこと。

 ベスト10を見ると、(予想どおり)東京23区及び東京近郊の市が半数を占めている。 全国1位に輝いたのは、東京都武蔵野市。 愛知県の長久手市や福岡県の福岡市も10位以内に名を連ねている。

 注目すべきは、群馬県高崎市が29位になったことだ。 東京都世田谷区や沖縄県の浦添市と同じスコアをマークしている。 これは大健闘と言っていい!(拍手) 

 群馬県選出の国会議員というより、群馬で生まれ育った群馬県民の1人として、スゴく嬉しかった。 富岡市長にとっては、高崎を内外にPRするための絶好の材料になるはずだ。(ニッコリ)

 それはそうとしても、同じ調査で群馬県の2位にランクされている太田市の129位、3位の前橋市の222位という結果は、全く納得出来ない! いくら何でも低すぎる。(怒) 実力が過少評価されているとしか言いようがない。

 特に富士重工(スバル)のお膝元で、北関東一の工業都市である太田市は、今、日本で最も元気な街の1つだろう。 たとえば、東洋経済が毎年発表している「住み良さランキング」(2015年)では、群馬県でトップの太田市が総合87位にランクされた。 こちらのランキングでは、県内2位の高崎市(184位)と3位の伊勢崎市(197位)を引き離している。

 過去、このブログに何度も登場した太田市の清水聖義市長は、全国の先駆けとなる新たな行政モデルを幾つも発信している。 発想力も行動力(実現力)も抜群だ。 富岡高崎市長に勝るとも劣らない。 今回の結果については、太田市民も首を傾げているに違いない。 

 あれ、福井県の鯖江市が太田市と同スコアで並んでいる。 これもちょっと不思議だ。 鯖江市は名産の眼鏡関連産業に加え、オープンデータを活用した新たな街づくりにも取り組んでいる。 太田市や鯖江市の先進性も「活力」の評価に加えられてしかるべきだ。 

 ちなみに、大澤知事を含め、群馬県の首長には、魅力的なひとが多い。 それぞれ、目に見える実績を手堅く積み上げている。 共通点があるとすると、必ずしも宣伝が得意ではないこと…かなあ。 これって、剛毅木訥と言われる上州人のDNAなのだろうか?! 

 そう言えば、「ゆるキャラグランプリ」で1位を獲得した「ぐんまちゃん」も言葉を喋らない。 カワイイとは思うが、強烈なキャラクターとは言えない。 上州群馬県にも、自分のやったことを(多少、大袈裟なくらいに?)アピールする文化を作る必要があるのかもしれない。

 たかがランキング、されどランキングだ。 今回の「活力ある都市ランキング」がなぜ、こういう結果になったのか? どうすれば、フェアな評価を勝ち取ることが出来るのか? 自分なりに検証してみたいと思う。

 それにしても、こうしたランキングが発表される度に残念に思うことがある。 それは「県都」である前橋市の順位が常に低いことだ。 前橋には自然も文化もある。 何しろ、「日本近代詩の父」と称される詩人、萩原朔太郎の故郷なのだ。 群馬を代表する企業も集まっている。 若手の経営者だって元気だ。 

 だから、この種の調査が出る度に、ちょっぴりイライラする。 「前橋はこんなに魅力のある場所なのに、潜在力が十分に発揮されていない!」と思ってしまう。 昨年、山本一太の前橋後援会(企業応援団)の総会があった。 その時にも、出席者からこんな声が出ていた。 「前橋はこのままじゃダメだ。高崎との差がどんどん開いてしまう!」

 前橋市の停滞を打ち破るには、どうしたらいいのか?! 答えはシンプルかつ明白だ。 現職の山本龍市長を再選して、引き続き前橋経済の再生に取り組んでもらうこと。 山本市長の構想力とダイナミックな行動力を駆使して前橋復活のためのミッションを最後までやり遂げてもらう。 これ以外にはない!

 山本市長の言葉を借りれば、「前橋全体を覆っていた霧」を晴らすためには、ある程度の時間を要した。 が、山本市長は、この4年間で前橋を輝かせるための様々な「未来への種」を蒔いて来た。 その苦労(=今までの投資)が報われる(=芽が出て花が咲く)のは、ここからの4年間なのだ。 途中で馬を乗り換えるようなことがあってはならない!

 その山本市長が再選を目指す前橋市長選挙が明日、公示される。 午前10時の出陣式には必ず出席するつもりだ。 ただし、「声」は完全に回復していない。 ドクターからは「まだ無理はしないように!」と言われている。 

 残念ながら、まだ、街頭で応援演説をやったり、遊説カーでマイクを握ったりすることは出来ない。 あーあ、「喉」さえ正常なら、現職候補と一緒に決起大会の会場をハシゴして、全力の応援演説を炸裂させるのに!(無念) 龍ちゃん、支持者の皆さん、本当にごめんなさい!! 

 あ、もうこんな時間(午前2時過ぎ)か。 歯を磨いて布団に入る。 おやすみなさい!


◇山本一太オリジナル曲:
「素顔のエンジェル」
「マルガリータ」
「かいかくの詩」
「一衣帯水」
「エイシア」