2016年1月19日

 14時過ぎ。 議員会館事務所にいる。 午前11時の総務会で発言した。 渡海紀三朗・党科学技術イノベーション戦略調査会長から示された「第15期科学技術計画案」への応援演説を(小さな声で)やった。

 「科学技術イノベーションこそ、安倍内閣の成長戦略の中核。ぜひ、計画案のとおり(数値目標も含めて)やって欲しい。特にお願いしたいのは、イノベーションを推進するサイクルの整備に不可欠な『新たな国立研究開発法人』を創設するための法案を出来るだけ早く成立させることだ。」

 ひと息ついて、続けた。

 「この法案は私が科学技術担当大臣だった時、行革担当相だった稲田政調会長、下村文科大臣、新藤総務大臣との4大臣会議での合意を踏まえて、国会に提出されるはずだった。が、STAP細胞の事件等もあり、そのままになっていた。現在、甘利大臣を中心とする関係大臣間の協議、関係部会間の打ち合わせも進行中と聞いているが、ぜひとも法案を出していただきたい!」

 渡海調査会長によれば、2月くらいから法案の党内手続きを始めたいとのこと。 新しい研究開発法人の創設は、科学技術担当大臣時代にやり残した2つの重要なミッション(2年越しの課題)のひとつだ。 今国会での成立に向け、自分も全力で応援したい。

 あ、そろそろ、武見敬三参院議員の会館事務所に向かう。

追伸:本日の地元紙(上毛新聞)に、「民主党群馬県連が昨晩の常任幹事会で群馬4区に不破氏を擁立することを了承。今夏の参院選群馬選挙区については、独自候補の擁立作業を続けることが報告された」という記事が掲載されている。

 何度も言っているように、7月に衆参同日選挙になる可能性はあると思う。 時間差で年内に総選挙が行われるケースも十分に考えられる。 他方、年内の解散がない(=衆院選挙が来年以降になる)場合もある。 全て総理が判断することだ。

 もし参院選挙が普通の形(同日ではなく単独で)行われ、そこに最大野党の民主党が候補者を立てなかったとしたら、あれほど反対した安保法制成立後の最初の国政選挙で「法案反対の理由」を有権者にアピールし、国民の審判を仰ぐ機会を自ら放棄するということに他ならない。  

 それは幾ら何でも無責任だ。 山本一太は、参院安保法制特別委員会のメンバーとして、最初から最後まで法案審議に参加した。 それだけに(個人的には)こう思わずにはいられない。 「民主党群馬県連は、今夏の参院選挙に独自候補を擁立すべきだ!」と。

 県民の前で最大野党と堂々と政策議論を戦わせ、自民党の方針が正しいことを証明し、その上で自民党が勝利を収める。 これこそ民主主義のあるべき姿ではないか。


◇山本一太オリジナル曲:
「素顔のエンジェル」
「マルガリータ」
「かいかくの詩」
「一衣帯水」
「エイシア」