2015年12月22日

 夕方。 新幹線で地元に向かっている。 高崎で開催される海鮮ダイニングのオープニングパーティーに顔を出し、東京にとんぼ返りする。 この店のオーナーである気鋭の経済人は、桐生市の山本一太後援会会長だ。 何としても顔を出さねばならない! 滞空時間は10分程度だろう。(ふう)

 本日の日程をさっと振り返ってみる。 午前8時。 自民党本部9階の会議室で行われた「歴史を学び未来を考える本部」に出席した。 冒頭、この本部の2枚看板である本部長の谷垣禎一幹事長と本部長代理の稲田朋美政調会長が挨拶。 稲田政調会長から、「この会は、自民党本部が何らかの歴史観をまとめるという会ではない。私たちが歴史(近現代史)を謙虚に学ぶための組織だ」という説明があった。

 今後は1ヶ月に1度くらいのペースで勉強会を開くとのこと。 幹事の1人として、出来るだけ参加したい。 ただし、国民の大多数は「穏健な保守」だ。 この事実も意識した上で、会の趣旨にふさわしい講師を選んでいただきたいと思う。 この時期の日本政府の考え方や国家としての行動が、世界史の中でどう位置付けられるのか? そういった点も分析、検証して欲しい。 

 午前9時30分から自民党役員会。 今日も自然体の、リラックスした総理がいた。 しなやかだから強靭なのだ。 安倍総裁は、「今年で最後の役員会になる。ここまで、農協改革、電力改革、労働法制、TPP、そして平和安全法制等の様々な改革を実現し、重要法案を成立させて来た。皆さんの協力に感謝したい。来年に向けて(期間は短いが(笑))ゆっくり休んでください!」と話していた。

 盟友の吉田博美国会対策委員長も珍しく発言した。 「最も重要なのは来年の参院選挙に勝つことだ。それだけは忘れないようにお願いしたい。」と。 全く同感だ。

 午前10時55分。 総理官邸で安倍総裁のビデオ撮影に立ち合った。 自民党のある「画期的な試み」をPRするためのこの動画は、yotubeやSNS等、様々なネットメディアを通じて流される予定だ。 もちろん、「山本一太の直滑降ストリーム@cafesta」でも!

 撮影には、木村広報本部長と菅原ネットメディア局長も同席。 それにしても、キムタロ本部長がいると、それだけで総理の表情が和む。 この企画の発案者である平井卓也・広報本部長代理が来れなかったのは残念だった。

 午前11時15分。 菅原一秀・ネットメディア局長の議員会館事務所にアポなしで飛び込んだ。 仲間に調べてもらった「自民党カフェスタ」の各番組の平均視聴率や反響、一般ユーザーの反応等について感じていることを率直に話した。 先日、「総裁ネット戦略アドバイザー」をボランティアで応援してくれている山本チームのメンバーたちとの懇談会で、カフェスタが話題に上った。 彼らの意見も菅原氏に伝えておきたかった。

 何を話したのかは書かない。 が、これだけは言っておく。 選挙でも何でもそうだ。 具体的な成果(数字)を上げられなかったら、何をやっても自己満足で終わってしまう。

 午後からは役所のレクが続いた。 外務省、内閣府、財務省、厚労省、日銀等のスタッフから、TPPの現状と展望、安倍内閣の金融・経済政策等についての説明を受けた。 「アベノミクス」が機能していることを再認識した。

 16時から総務会。 スムーズに行けば15分で終わると思っていたが、議論の応酬になった。 25分過ぎに(泣く泣く)途中退出した。 地元行きの列車に間に合わないからだ。 二階総務会長、申し訳ありません。

 あ、間もなく高崎のアナウンス。

追伸:総務会が始まる直前、稲田政調会長と目が合った。 その瞬間、「いなだ姫」がニコッと笑った。 まるで少女のような笑顔だった…なあ。


◇山本一太オリジナル曲:
「素顔のエンジェル」
「マルガリータ」
「かいかくの詩」
「一衣帯水」
「エイシア」