2015年12月11日

 午前10時過ぎ。 議員会館事務所に戻って来た。 次の日程まで少し時間がある。 温かいミルクティーを片手に、本日1本目(?)のブログを書いてしまおう。

 午前8時45分。 自民党沖縄振興調査会とちゅら島議連の合同会議に少し遅れて飛び込んだ。 内閣府の沖縄部局から平成28年度予算の編成状況について説明があった。 元沖縄担当大臣として、次のような趣旨の発言をした。

 「出席議員の方々からも出ているように、沖縄県に対する一括交付金、特にソフトの交付金はようやく定着して来た。様々な分野で実績も上がっている。一括交付金に関しては、これまでどおりの予算規模をしっかり確保してもらいたい。振興予算の全体について言うと、現行の沖縄振興計画が終了するまで振興予算3千億円台を維持するというのは総理の約束でもある。今の財政状況を考えると簡単にいかないことは分かっているが、平成28年度予算でも、このラインは何としても守って欲しい!」

 沖縄振興に携わってきた政治家としての思いも言わせてもらった。

 「自分は沖縄振興は国益だと考えている。これまで政府として、歴史的、社会的、経済的要因から沖縄振興を進めて来たのは事実だが、東アジアの中心に位置する沖縄は、将来、日本経済を牽引するフロントランナーに進化するための潜在力と可能性を備えている。沖縄担当大臣だった2年間、その未来像を頭に置いて、全力で振興策に取り組んだ。山口前大臣も同じだと思う。当然、今の沖縄部局のスタッフも一生懸命、やっている。」

 「だから、沖縄の一部(?)に『実は政府の沖縄振興策は他県に比べて手厚くなっているわけではない』みたいな認識があるとすれば、極めて残念だ。沖縄振興を応援して来た全ての議員は、『何のために、こんなに頑張って来たのか』と感じてしまうだろう。」

 最後に次の一節も加えた。

 「特に今日も出席している沖縄選出の議員の人たちが、毎回、沖縄振興予算を確保するためにどれほど汗をかいているか、そのことが十分に伝わっていない気がする。沖縄選出議員の人たちの努力に加え、この沖縄振興調査会や細田会長を中心とするちゅら島議連の強い働きかけがあって、毎年、振興予算が出来上がっている。そのことを、沖縄の人たちにもっと知っていただきたいと思う。」

 あ、大事な電話をかけないと。


◇山本一太オリジナル曲:
「素顔のエンジェル」
「マルガリータ」
「かいかくの詩」
「一衣帯水」
「エイシア」