2015年11月6日:パート3

 23時過ぎ。 国際会議の会場となる名護市内のホテルの部屋でパソコンの電源を入れた。 ホテルのジムに行く代わりに、周辺を2時間ほど散策した。 時々、早足で脂肪を燃焼させた。 大臣時代にも来たことがあるが、散歩する時間はなかった。 本当に綺麗なところだなあ。(感動)

 明日(11月7日)の朝から明後日(11月8日)の昼にかけて、沖縄サイバー会議「Cyber3 Conference Okinawa 2015」が開催される。 日本で行われるサイバー分野における最初の本格的な国際会議だ。 

 会議は全体セッションと個別セッションに分かれている。 明日(11月7日)の午前9時からスタートする全体セッションでは、最初に安倍総理のビデオメッセージが流され、その後、島尻安伊子・沖縄担当大臣の開会挨拶、関係省庁による基調講演等が続く。

 同日の夜は、全体セッションに2人の現職閣僚が登場。 甘利大臣にはマイナンバー制度について、河野大臣(国家公安委員長)にはサイバー空間への脅威への対処について、それぞれ基調講演をやっていただくとのこと。 この2人の大臣の講演は必ず聞く。

 個別セッションは明日(11月7日)の午前から午後にかけて実施される。 サイバーコネクション、サイバーセキュリティー、サイバークライム(犯罪)の3分野で同時並行のパネルディスカッションが展開される。

 翌日(11月8日)の朝は全体セッションからスタート。 小谷真生子キャスターがカペルスキー氏(ロシア財界の大物)にインタビューする。 その後、個別セッションで3つのグループの議長を中心に前日の議論の総括が行われ、個々のセッションの報告を踏まえて、昼の全体セッションでサイバー会議全体の議論を取りまとめるという流れになっている。

 会議の参加者は約400名。 当初、予定していた人数をかなりオーバーしたようだ。(嬉しい悲鳴?!) 登壇者(スピーカー及びパネリスト)は70名程度。 会議聴衆者は300名近くになる見込みだ。 登壇者の中には、デニス・ブレア元米国国家情報長官やマイケル・チャートフ元米国国土安全保障省長官等、この世界の大物もいる。

 沖縄のサイバー会議はまだ始まっていない。 が、よくここまでたどり着いたと思う。(ふう) 特に、会議を主管する内閣府の沖縄部局には(関係省庁との調整や外国ゲストの招聘等も含め)大変な苦労があったはずだ。 

 そもそも沖縄部局が国際会議を担当するのは初めてだと思う。 ウィリアム斎藤氏が参与で本当に良かった! この会議を提案した張本人(元沖縄振興担当相)として、昔の同僚たち(?)に心からの感謝と敬意の気持ちを表したい。 皆さん、この会議は必ず成功させましょうね!!

追伸:
1.あ、山本一太の出番を1つだけ発見。 明晩、島尻大臣が主催する「クールジャパン・ディナー」の閉会挨拶だ。 喜んでやらせてもらう。 島尻大臣の応援ソングを披露できないのが残念だ。(笑) 

2.今回の沖縄会議の結果は、ダボス会議を主催する世界経済フォーラム(WEF)にも報告される。


◇山本一太オリジナル曲:
「素顔のエンジェル」
「マルガリータ」
「かいかくの詩」
「一衣帯水」
「エイシア」