2015年10月26日

 22時。 自宅の居間でパソコンを起動させた。 熱い紅茶で頭をシャキッとさせて…と。 さあ、本日のブログを書いてしまおう。

 18時30分から自民党本部1階の「カフェスタ」でネット番組「山本一太の直滑降ストリーム」を放送した。 ゲストは河野太郎・内閣府特命担当大臣。 自らが所掌する公務員制度改革、行政改革、警察行政、防災等について存分に語ってもらった。

 現在、自民党の公式ネット番組「カフェスタ」で放送されている様々なプログラムの平均アクセス数は、300程度だろう。 これに対して、前国会の終盤に安倍総理が5夜連続で出演した「平和安全法制特集コーナー」のシリーズは、いずれの回も1万をオーバーした。 さすがは総理! 「カフェスタ」の視聴率としては、飛び抜けた数字だった。

 今晩の河野大臣との「直滑降ストリーム@cafesta」のアクセス数も1万2千を超えた。(ホッ) 最初の実験的放送としては合格点だと思う。

 番組の冒頭、12年前、「音楽を通じて政治メッセージを発信する」プロジェクトの一環として作成したオリジナル曲「かいかくの詩(うた)」の伝説の(?)プロモーションビデオを流した。 河野太郎大臣と並んで見た。 何しろ、本人(河野太郎衆院議員)の顔も2回、出て来るのだ。

 この音楽PV、作った当時も幾つかのTV番組(政治ニュースやワイドショーのコーナー等)で取り上げられた。 が、TV画面で紹介されたのは映像の一部。 6分間に及ぶ全編が公開されるのは初めてのことだ。 こんな発信が出来るのも、ネット社会の進化のお陰だ。(ニッコリ)

 「かいかくの詩」の歌詞は、小泉総理をイメージして書いた。 あの頃、日本を代表するメジャーレーベルだった東芝EMIから発売された唯一の現職政治家によるCDだ。 歌詞には、「次世代リーダー出でよ!今こそ、政治の世代交代が必要!」というメッセージも織り込まれている。

 その気持ちを表現するために、12年前、次世代リーダー候補と目されていた27人の与野党政治家に1人1人会った。 趣旨を説明し、山本一太のこの音楽PVに協力して欲しいとお願いした。 全員が快諾してくれた。

 改めて映像を見て驚くのは、亡くなった中川昭一元農水大臣を除き、このPVに登場している全員が、今も現役の政治家として活躍していることだ。 

 そのうちの1人は総理大臣にまで上り詰めた。 その後、大臣を歴任した議員もいれば、政党の代表(党首)になった政治家もいる。 何人かの議員は県知事に転身した。 我ながら「先見の明があった」(笑)と言わざる得ない。

 「かいかくの詩」のPVは、ニコ生放送終了後に、Youtubeにもアップした。 アドレスは以下のとおり。 

◆YouTube
かいかくの詩 / 山本一太(2003年バージョン)
https://youtu.be/ftI7jmymp44 

◆ニコ動
かいかくの詩 / 山本一太(2003年バージョン)
http://www.nicovideo.jp/watch/1445844138

 過去10年間で、政治状況も与野党の関係も大きく変わった。 今、このメンバーでPVを作るのは、ほぼ不可能だろう。 ブログ読者の皆さん、この伝説の(?)PV(今となってはお宝映像)、話のタネにぜひ一度、ご覧ください! こんな時代もあったんです!!


◇山本一太オリジナル曲:
「素顔のエンジェル」
「マルガリータ」
「かいかくの詩」
「一衣帯水」
「エイシア」