2015年10月4日

 午前11時から沼田市選出の某県議の結婚披露宴に出席。 とてもお似合いのカップルだった。

 来賓として祝辞を述べた。 「お2人の披露宴が行われた今日、10月4日はソ連が人類初の人工衛星、スプートニク1号の打ち上げに成功した日です。さらに言うと、群馬の誇る世界遺産の富岡製糸場が操業を開始した日でもあります。ぜひ、憶えておいてください!」

 続けて「みなかみ町新設10周年記念式典」にも遅れて参加。 こちらでも来賓挨拶があった。 スピーチの冒頭、「上毛高原という新幹線の駅の名称をみなかみ温泉に変えてもらえないか」という町長の要請をなかなか実現出来ないことをお詫びした。 みなかみ町には豊かな観光資源がある。 群馬県選出の国会議員として、もっと応援しないといけない。(反省)

 さて、安倍改造内閣(第4次内閣)の組閣名簿発表まであと3日。 安倍総理の心はもう決まっているはずだ。 が、ここから最終調整のプロセスに入る。 いや、すでに始まっていると思う。 党内の各派閥との交渉、閣僚候補自身の意思やスキャンダルの有無等、幾つかの「変数」が登場する。

 水面下では、組閣人事をめぐる激しいせめぎ合い(?)が続いているに違いない。 米国の政治ドラマ「ハウス・オブ・カード」ではないが、ライバル政治家の人事を妨害するために相手の醜聞や弱点をマスコミに流すのは、大抵、同じ政党の同僚議員だ。(苦笑) 

 時には、誰かに知恵をつけられて(総理に対して)「この議員は閣僚名簿に入れないで欲しい」みたいな直訴をするセンスの悪い政治家も出現したりする。 同じ政治家として恥ずかしい。(ため息)

 3年前、自分が閣僚に任命された時の経緯を、後から詳細に調べた。 入閣する前後に、「山本一太は野党時代、民主党政権追求の急先鋒だった。大臣になれば、間違いなく野党の標的になる」という情報を流布したのは、味方であるはずの自民党議員だった。 

 え? このずる賢い人物の名前は書かない。 こんなこと、権力闘争の世界では日常茶飯事だ。 いちいち気にしても仕方がない。(笑)

 中には、総理から打診されたポストを拒否して、他のポストを希望する議員もいる。 抜擢する予定の議員本人が辞退したり、組閣の前に大臣内定者の新たなスキャンダルが発覚したりする。 こうした予期せぬ展開で、直前にポストが入れ替わったり、当初の構想になかった議員が急遽、起用されたりすることもある。

 メディアは組閣名簿が発表された直後から、新閣僚の政治資金報告書を隅々までチェックする。 良くない噂があれば、真相を確かめようと取材を繰り返す。 いや、初入閣が有力と報じられた議員たちのマスコミによる調査、分析は既に始まっていると思う。

 自分が望むことはただ一つ。 第4次安倍内閣の閣僚は、最後の1人に至るまで、任命権者である総理の意志で決めていただきたいということだ。 全ての大臣が、安倍首相の考える顔ぶれになりますように!

追伸:政府側による「いわゆる身体検査」は、ほとんど機能しないと言っていい。 自己申告しない限り、分からないことが山ほどあるからだ。


◇山本一太オリジナル曲:
「素顔のエンジェル」
「マルガリータ」
「かいかくの詩」
「一衣帯水」
「エイシア」