2015年9月30日

 18時過ぎ。 高崎から東京に向かう新幹線の車中でMacを起動させた。 駅のホームにある自動販売機で買ったスポーツドリンクで栄養補給。 東京に着く前に今日のブログを済ませてしまおう。

 朝から前橋市内の挨拶回り。 今日も企業訪問中心のスケジュールを組んだ。 やる気のある経営者と会うのは楽しい。 担当秘書にギリギリまで働かされた。(ふう) 

 介護老人福祉施設も視察。 104歳のおばあちゃんとも言葉を交わした。 リハビリの現場も見せてもらった。 若いスタッフの人たちが頑張っていた。 「介護離職ゼロ」はとても重要な目標だと思う。

 さて、安倍総理が内閣改造と新役員の人事を10月7日に行うと表明した。 マスコミ報道によると、自民党内には「入閣待機組」が60人以上いるらしい。 

 メディアの報道が正しいとすると、官房長官、財務大臣、経済再生担当大臣、外務大臣、防衛大臣、厚生労働大臣、五輪担当大臣の7人は留任が固まっている。 

 少なくとも1名の公明党枠と、稲田政調会長が留任しようと入閣しようと確保される3名の女性閣僚、2人の官房副長官を加えると、19の大臣ポストのうち、実質的に各派閥の「入閣待望組」に割り当てられる大臣枠は「6つ」しかないという計算になる。 これはなかなか大変だ。

 さらに言うと、当選回数が多ければ「誰でもいい」というものでもない。 新閣僚の起用にあたって、総理は2つの基準~(1)スキャンダルがないこと(2)適材適所であること(=答弁能力があること)~を固く守り抜くだろう。

 そりゃあ、そうだ。 スキャンダル、特に政治とカネの問題や筋の悪い人脈を抱えた議員を抜擢した途端にメディアに叩かれ、改造内閣はスタートからつまづくことになる。 委員会で野党から追求されるのは必至だ。 加えて、適材適所でない大臣は国会の答弁に耐えられない。 野党の格好の標的になることは目に見えている。

 それでも(こうした制約を乗り越えて)、安倍総理は「戦略的に考え抜かれた改造内閣」を練り上げるはずだ。 来年の参院選を意識した「抜擢人事」(サプライズ人事?)もあると見ている。 第3次安倍内閣発足直後の「女性閣僚の辞任」みたいなハプニングは2度と起こらない。 そもそも、生まれ変わった安倍首相は「人事の達人」なのだ。

 あ、間もなく東京駅。 夜は都内で行われる勉強会に顔を出す。


◇山本一太オリジナル曲:
「素顔のエンジェル」
「マルガリータ」
「かいかくの詩」
「一衣帯水」
「エイシア」