2015年9月27日:パート2

 10月上旬にも内閣改造と新たな党役員人事が行われる見込みだ。 ここに来て、各マスコミから「候補者の顔ぶれ」が少しづつ出て来るようになった。

 報道によると、塩崎厚労大臣と中谷防衛大臣は留任が固まったとのこと。 事実とすればスゴく嬉しい。 総理はきっとそうすると思っていた。(ニッコリ) 

 今回の改造でも、(前回に引き続き)党の要職や閣僚に女性議員が抜擢されることは間違いない。 安倍政権にとって(いろいろな意味で)プラスに働くと思う。 「女性がもっと輝く社会」の実現は、まず「隗より始めよ!」でしょう。

 過去のブログにも書いたが、こんな「ちびブログ」からの発信が安倍総理の人事に影響を及ぼす可能性はゼロだ。(笑) だから、今回も改造人事に関する率直な意見を気楽に書かせてもらう。

 安倍総理は稲田朋美政調会長を本気で「将来の総理候補」(=初の女性総理)に押し上げようとしている気がする。 かつて小泉元首相が安倍官房副長官を次世代の総理候補として育てようとしたように。 

 マスコミがこぞって報道する前から、稲田政調会長が再び閣僚(しかも主要大臣)に起用される(又は政調会長に留まる)ことは間違いないと考えていた。 稲田さんは、政治家として完全に上昇気流に乗った。 「時代に選ばれた」と言ってもいい。 

 加えて言うと、同僚の丸川珠代参院議員(厚生労働委員長)の入閣も有力視されている。 すでに幾つかのメディアで有力候補として名前が挙がっている。 丸川さんならクリーンだし、答弁も全く心配ない。

 ただし、第4次安倍内閣の女性閣僚は当然、2名以上ということになるだろう。 ということは、稲田氏と丸川氏の他にも閣僚に抜擢される女性議員がいるということだ。 

 3人目以降の女性大臣に関しては、個人的にこう思っている。 安倍総理にはぜひ、当選回数に囚われない「思い切った若返り人事」をやっていただきたい、と。 稲田政調会長に続く「次の女性スター候補」の芽を1つでも多く作ってもらいたい、と。

 今、メディアで名前が取り沙汰されている女性議員の他にも、党内に(かつ衆参に)優秀な人たちは、大勢いる。 当選回数が若くても、現時点で知名度が高くなくても、実力的に十分、閣僚の仕事をこなせる若手はいる。 政策の知識があり、清廉でグローバルな視野を持つ女性議員なら、期数にかかわらず「大きなチャンス」を与えてもいいのではないか。

 女性議員の抜擢という点でも、安倍総理が周りを驚かす「サプライズ抜擢人事」をやってくれたら、どんなに痛快だろう。 総理は今後も女性の閣僚や党幹部を増やしていく方針だ。 その本気度を内外に示せる。 内閣のイメージアップにも繋がるはずだ。

追伸:様々な情報を総合すると、安倍総理は2人の政務の官房副長官(加藤副長官と世耕副長官)を入閣させる方向で考えているようだ。 この2人なら、どんな役職(大臣)でもこなせるだろう。 

 安倍応援団という立場から見ると(個人的には)、この3年近く私心を捨てて(一切、余分なことを言わずに)安倍首相を支え、内閣人事局長としても汗をかいてきた加藤官房副長官には、ぜひとも主要大臣として入閣して欲しいと思う。

 安倍内閣は(少なくとも)あと3年、続く。 菅官房長官だって、ずっと今の役職に留まるかどうかはわからない。 どこかで党の要職に戻る可能性もある。 その時、菅長官の代わりが務まるひとは、なかなか思い浮かばない。 加藤副長官なら総理を近くで守ってくれるのではないか。 いや、きっとそうなる気がする。 過去20年、安倍総理を応援してきた政治家の直感だ。    


◇山本一太オリジナル曲:
「素顔のエンジェル」
「マルガリータ」
「かいかくの詩」
「一衣帯水」
「エイシア」