2015年8月29日

 今日も地元に入る。 地域の行事に顔を出したり、挨拶回りをしたりする。 夜は大事な会食も。 
 少し遅めの出発だ。 熱いミルクコーヒー(たまにはいいでしょう?)を飲みながら、ブログを書き始めた。

 同い年の平井卓也衆院議員(自民党IT特命委員会委員長)からある要請があった。 来週、議員会館事務所を訪ねてみよう。 馳浩・自民党広報本部長ともアポを取る。 ちょうどこの2人と話をしたかったのだ。

 気がつけば、もう20年も政治家をやっている。(ふう) 正直に言うが、過去、損得抜きで「心から応援したい」と思ったひとは2人しかいない。 小泉純一郎元総理と安倍晋三現総理だ。 

 小泉総理は、政界でも指折りの実力者、青木幹雄参院自民党議員会長とスクラムを組むことで参院を押さえるという戦略を取っていた。 青木会長にたった一人で逆らっていた自分が「小泉内閣で何かのポストに抜擢される」という可能性は最初から皆無だった。 その分、伸び伸びと応援出来た。(笑) 

 小泉元総理には、若い頃からカリスマがあった。 いつも周りをドキドキさせた。 ひとことで言うと、戦国武将のような政治リーダーだった。

 小泉元総理と安倍総理は、今でも自分にとって「特別な存在」だ。 この2人のことが大好きなのだ。 が、(過去のブログでも書いたが)「どちらがより好きなのか?」と聞かれれば、躊躇なく「安倍総理」と答えるだろう。

 先日も、自称「安倍嫌い」のあるひとから、こう聞かれた。 「私がこんなにいいと思っている山本一太が、なぜ、そんなに安倍さんに肩入れしているの?総理の魅力って何なの?」と。 

 東京駅に向かう前に、もう少し時間がある。 総理の人間性を示すエピソードを1つ、書いておきたい。 「大臣を辞退しようと思った」この逸話、過去のブログに書いたような、書かなかったような…???

 今から3年前、野党自民党の総裁に安倍総理が再登板することになった。 新たな安倍自民党(当時は野党)の人事が進む中、安倍総裁から携帯に電話がかかって来た。 

 「恐らく近いうちに総選挙がある。そこで自民党が必ず政権を取り戻す。安倍内閣が出来た時には、ぜひ、入閣して欲しい!この件はまだ誰にも言わないように!」 要約するとこういうことだった。 総理のこの言葉に感激した。 そう、山本一太の入閣は、すでにこの時点で固まっていたのだ。

 この件は(大臣を辞めた後で)何度か「直滑降ブログ」に書いた。 そのことはよく憶えている。 が、この話には後日談がある。 

 2012年12月の衆院選挙で自公が政権を奪還し、安倍総理が誕生した。 各マスコミが組閣人事を追いかけ始めた。 様々な名前が取り沙汰された。 その中には自分の名前もあった。 

 閣僚名簿の検討が始まった頃、あるひとから、ある怪文書(?)のコピーを見せられた。 そこには、「閣僚になったら民主党が必ずリベンジする自民党議員のリスト」なるものが掲載されていた。 そのランキングの筆頭に「元参院政審会長、元予算委員会筆頭理事、山本一太」の名前があった。(笑) 

 続けて、永田町の一部に「ちっちゃな噂」が流された。 「山本一太が大臣になったら、民主党から集中攻撃を浴びる。あれだけ激しく政権攻撃の先頭に立ったのだ。あっという間に首を取られるだろう!」という噂だった。 

 調べてみたら、出所は野党ではなく、自民党(味方であるはずの議員)だった。 詳しくは書かないが、何とムカつく話だろう。(笑) まあ、政界なんてこんなものだ。

 組閣の数日前(?)だったと思う。 たまたま党本部の総裁室に立ち寄った安倍総理を秘密裏にキャッチした。 頼み込んで5分だけ、時間を作ってもらった。 この時の安倍総理との会話に、総理の「人間的魅力」(懐の深さ)が凝縮されている。

 と、ここまで書いたところで小休止。 スゴいスピードでキーボードを叩いている。 この続きは、熱い(今度は)ミルクティーを飲んだ後で。

追伸:「2006年のメール問題」に加えて、ある議員事務所の過去の人間関係についてもリサーチを始めた。 この人物がどうして退職したのか? 本人とはどんな関係にあったのか? その関係がこの人物の周辺にどんな影響を及ぼしたのか? 

 丁寧に事実を拾い集め、少しずつ追い詰めていく。 1センチでも「標的」に近づけるように!


◇山本一太オリジナル曲:
「素顔のエンジェル」
「マルガリータ」
「かいかくの詩」
「一衣帯水」
「エイシア」