2015年8月22日:パート2

 再び高度1万メートル。 羽田空港に到着するのは19時過ぎになるだろう。 ふうむ。 このリンゴジュース、美味しい。

 久々に沖縄西普天間住宅地区を視察した。 この地域の振興プランは、基地跡地利用のモデルケースになる。 何としても成功させねばならない。 前回の訪問時と違うのは、埋蔵文化財の試掘調査が7月に始まっていたこと。 基地返還のプロセスは着実に前進している。

 視察の前には、宜野湾市役所で佐喜真市長、県、地主会の方々と意見交換した。 西普天間における医療拠点化プロジェクトの推進力となって来たのは、佐喜真市長の粘り強い交渉力、市長と政府との厚い信頼関係だ。 

 国際医療拠点構想を実現し、宜野湾市の振興を図るためには、引き続き、佐喜真市長のリーダーシップが不可欠だと強く感じた。 宜野湾市民の皆さん、この素晴らしい市長をけっして手離さないでください! 佐喜真市長には、少なくともあと5年以上は頑張ってもらわないと困る!

追伸:国際医療拠点の中核となる予定の琉球大学医学部付属病院を視察した。 築35年ということで、かなり老朽化が進行している。 沖縄県の癌患者の6割が、この病院で治療を受けると聞いた。 廊下も病棟もかなり手狭になっている。 なるほど、病院の移設計画が持ち上がるわけだ。

 普天間高校のキャンパスにも足を運んだ。 この学校も西普天間地区「人材育成ゾーン」への移設が検討されている。 文武両道の進学校だ。 

 「こんにちわ!」 生徒たちがむこうから挨拶をしてくる。 何て爽やかな校風! 「この学校をよりグローバルな教育の場にしていきたい!」 博士号を持つ校長先生が力説していた。

 改めて痛感した。 普天間基地の危険性の除去は急務だ、と。

 あ、シートベルトサインが点灯した。 この続きは次回のブログで。 


◇山本一太オリジナル曲:
「素顔のエンジェル」
「マルガリータ」
「かいかくの詩」
「一衣帯水」
「エイシア」