2015年7月20日

 間もなく午前零時。 腹筋+背筋+30分の運動メニューをこなし、熱いシャワーを浴びた。 ああ、スッキリした。

 夜は、来日中の俳優兼プロデューサー、マシ・オカ氏と再会。 都内のファミレスでお茶を飲んだ。 5月にロスで食事をして以来だ。 クールジャパン戦略等について意見を交わした。 相変わらずシャープだった。 

 ああ、米国のTVドラマ「ヒーローズ」の新シリーズ、放映が待ち切れない! 何しろ、マッシーが3つのエピソードに登場するのだ。(ワクワク)

 さて、ここからは前回のブログの続き。 TBSが「参院の平和・安全法制特別委員長に山本一太前沖縄・北方相を起用する方針固まる」というニュースを流した後、親しい友人たちから立て続けに電話があった。 

 メディア関係者でも、政界の住人でもない彼らに、「どうなってるの?」と聞かれて、「参院執行部から、全く何も言われていない。報道のようにはならないんじゃないかな」と答えた。 ちょっぴり本音も吐露した。 「ただし、もし打診があったら(総理のために)受けようと心に決めている」と。

 「そうか、頑張れよ!」と励ましてくれると思ったら、逆に慎重意見がほとんどだった。 「法案への反対は根強い。今回は損するからやめたほうがいいんじゃないか?」「他の方法で総理を助けたほうがいいのでは?」「お前、来年、選挙じゃないよな?」等々。 が、何人かは、こうも言ってくれた。 「まあ、いろいろ考えると、一太さんの委員長人事に文句をつけるひとはいないと思いますよ!」と。

 参院当選4期(キャリア20年)の山本一太が、「自分も平和・安全法制特別委員長の有資格者の1人(=有力な候補者)だ」と勝手に信じていた理由は以下のとおりだ。

(1)過去20年、一貫して外交・安全保障分野の政策に携わってきたこと。政府では外務政務次官と外務副大臣、党では外交部会長、参議院では外交防衛委員長を経験している。内閣府特命担当大臣(初代の領土担当大臣)としても日本の外交、安全保障に関わっていた。外交・安保の知識、法案の理解度は、議事をさばいていくための重要な武器になる。

(2)衆議院の特別委員会委員長が浜田元防衛相だったことを考えれば、参院もバランス的に大臣経験者を起用するのが普通だと思ったこと。

(3)法案が成立した後の世論の反発を考えると、来年改選を迎える参院議員が委員長ポストを受けるのは難しいと考えていたこと。ライバル陣営は徹底的にこのネタを使う。そもそも、(僭越ながら)現時点で山本一太より選挙の強い自民党参院議員は存在しない。(ただし、次の4年後の選挙は勝てるかどうか分からない。立候補出来るかどうかも定かではない。世の中は急激に変化する。)

(4)野党やメディアに突っ込まれるような「失言」をしない実績があること。見た目と違って、もともと慎重なのだ。手堅い仕事が出来ることは、約2年の大臣時代に十分、証明出来たと思う。

(5)法案成立の流れが固まっているとはいえ、今回、参院の特別委員長に求められる最も重要な資質は(いかなる逆風に見舞われても)「ぶれない覚悟」だと確信していること。様々な場面で決断を迫られることになる。優柔不断な人間には、とても務まらない。

 主要メディアの世論調査で、安倍内閣の支持率と不支持率が逆転した。政権の支持率と不支持率の差は、(一時的には)さらに広がる可能性もある。そうなると、野党の攻撃や一部メディアの批判は、ますます勢いを増すだろう。不支持率が5割を超えたデータもある。この連休中、個々の議員はきっと地元でかなりの逆風体感に見舞われている。

 審議の現場で少しでも気圧されたら、野党から一気に差し込まれる。いい時も悪い時も安倍総理を支持してきた自分なら、何があっても逃げたり、迷ったりすることはない。総理も安心して見ていられるはずだ。

 加えて言うと、政治家山本一太は野党から「かなり面倒な存在」だと認識されている。攻撃されたら、(何年かかっても)必ずピンポイントで逆襲するからだ。(笑)批判されても、反論する手段がある。

 特別委員長の人事に関しては、上記のような条件が常に頭にあった。 だからこそ、TBSの報道が間違いだと分かった瞬間に確信したのだ。 「自分でないとしたら、鴻池特別委員長しかない!」と。 もう「誤報」はないだろう。(笑) この結果には、正直言ってホッとした。 改めて言う。 報道が事実だとすれば、鴻池祥肇・特別委員長と佐藤正久・筆頭理事はベストな組み合わせだ。(ニッコリ)

 とにもかくにも、山本一太平和・安全法制特別委員長は「幻」に終わった。 仮に途中で人事の方針(?)が変わった(?)としたら、理由はよく分からない。 が、道議会議員としても活躍した練達の伊達忠一参院自民党幹事長が自ら決めた人事なのだ。 確固たる戦略と深謀遠慮があるに違いない。

 いずれにせよ、自分は(どんな立場でも)「いち議員」として、平和・安全法制を成立させるために、出来る限りのことをやる。 どうやったら(少しでも)安倍総理を助けられるかを一生懸命、考える。 

 参院自民党執行部の皆さん、苦しい状況が続くと思いますが、法案成立に向けての強いリーダーシップを期待しています。 今後も参院自民党を、しっかりまとめてください! 結束してこの試練を乗り越えましょう! 私で役に立つことがあったら、何でもやりますから!!


◇山本一太オリジナル曲:
「素顔のエンジェル」
「マルガリータ」
「かいかくの詩」
「一衣帯水」
「エイシア」