2015年6月19日

 昨晩、BSフジの「プライムニュース」に生出演した。 議論のテーマは日本の知財戦略。 自民党代表(第2次安倍内閣の元知財担当大臣)として呼ばれたからには、いい加減な発信は出来ない。 今回もかなり真面目に準備して臨んだ。   

 え? この5日間、なぜブログの更新が滞ったのかって?! 毎晩、知財関係の資料を読むのと、最新コンテンツ(海外ドラマや最新のアニメ)をチェックするのに忙しくて、パソコンを開く暇がなかったのだ。(反省X10) 今日から頑張ってキャッチアップする。

 さて、本日は午前10時から参院本会議。 昼は久しぶりに浅尾慶一郎 衆院議員と会食した。 みんなの党時代には、激しい荒波に揉まれて苦労していた浅尾氏を、どこかで慰労したかった。 ちなみに、みんなの党の創設者である渡辺喜美氏は、どこかで必ず復活すると確信している。  

 「慶ちゃん」は、(予想に反して)とても元気そうだった。 以前よりスッキリした表情をしていた。 「インテリジェント・ミッキー」の異名を持つ浅尾氏は、名門の家に生まれたサラブレッドだ。 いわゆる帰国子女でもある。 東大卒業後、興銀に入社。 この間、スタンフォード大学にも留学した。 政界でも指折りの国際派だ。 

 残念ながら、山本一太の英語は、国際会議等で最低限のコミュニケーションが出来るレベルに過ぎない。 何度も書いているように、自分より英語の下手な議員は、そもそも「英語を喋れる政治家」のジャンルに入らない。(笑) が、「英語の出来る政治家」の中でも、浅尾慶一郎氏と川口順子元外相の英語はスゴいと思う。 もちろん、塩崎恭久氏(厚労大臣)や河野太郎氏の英語力も、自分を遥かに上回っている。 

 一見、ソフトな知性派に見えるが、実はリスクを恐れず飛び込む決断実行型の浅尾氏。 名家の出身だが、2世議員ではない。 参院から衆院に転身した際も、全く迷いがなかった。

 15年前のブログを読み返してもらえば、当時、山本・浅尾がいかに親しかったかがスグに分かる。 浅尾氏が民主党の若手参院議員だった時代には、月刊誌(文藝春秋や中央公論)に共著の論文を投稿したこともあった。 

 特に月刊文芸春秋に掲載された「北朝鮮企業リスト」は、その号のカバーストーリーになった。 自民党が議員立法で成立させた北朝鮮経済制裁法(改正外為法)の起源がこの論文の中にあったことを知るひとは、あまりいないのではないか。

 久々の山本・浅尾懇談は実に楽しかった。 会話の中身は書かない。 当然、慶ちゃんも外には言わないと思う。 が、幾つか面白い情報もあった。

 安倍政権はここからが正念場。 これからは、時々、野党の政治家とも情報交換をしようと考えている。 もちろん、誰と会ったかは書かない。(笑) 


◇山本一太オリジナル曲:
「素顔のエンジェル」
「マルガリータ」
「かいかくの詩」
「一衣帯水」
「エイシア」