2015年4月4日

 夕方。 渋川市内のファミレスでパソコンを起動させた。 出陣式の時間変更の通知が届いていなかった。 スタートまでまだ1時間以上ある。  この場所で急遽、時間調整をすることに。 まあ、こんなこともある。 すかさず、今日のブログを書いてしまおう。

 今日も朝から県内各地の候補者出陣式を回った。 前橋市内で3ヶ所の個人演説会をこなした後、藤岡ー桐生ー伊勢崎ー藤岡ー渋川と移動。 各会場で魂をこめた応援演説を炸裂させた。

 同様のフレーズを使うことはあっても、同じ演説はひとつもない。 なるほど、(自分で言うのも何だけど)これが20年の重みなんだ、な。 個々の候補者の個性や実績は、しっかり頭に入っている。 特に現職候補者の1人1人に思い入れがある。 改めてそのことに気がついた。 

 以前にも書いた憶えがある。 参議院議員 山本一太は1人しかいない。 選挙区は全県1区。 たとえば県内全地域で展開される県議選のような大きな選挙の場合、全体のスケジュールを睨み、ギリギリまで考え抜いてスケジュールを作ることになる。 地域担当秘書と相談しながら、どの日程を優先すべきかを判断する。 

 だから、「議員本人」と「議員の代理」では重みが違う。 そこは、ベテラン議員だろうと、新人だろうと、同じことだ。 この点だけは、出陣式や決起大会、個人演説会等を主催する候補者の選対関係者の方々にも、ぜひ分かっていただきたいと思う。

 先月、20年の政治生活の中で4回目(?)の政治資金パーティーを地元で開催した。 出席していただいた皆さん、本当にありがとうございました! 市長会を代表して挨拶に立った清水聖義 太田市長が、こんな褒め言葉をくれた。

 「山本一太さんが登場するだけで会場が湧く。マイクを持ってしゃべる前から、『今日は何を言うんだろう?』と皆んながワクワクする。たとえば有名なタレントを呼んでも、こんなに会場を盛り上げることは出来ない!」

 お世辞だと分かっていても、知恵と行動力の塊のような太田市長のこの表現は、スゴく嬉しかった。 ほんの少しでも誰かを勇気づけたり、ドキドキさせたりする。 何かを期待させる。 そんなメッセージを持った政治家、いや人間でありたいといつも思っているからだ。

 政界に頭のいい議員は大勢いる。 政策に詳しい政治家も山ほどいる。 口は上手でも信用できない「永田町ピープル」はさらに多いかもしれない。(笑) が、「このひととじっくり話してみたい!」「一度、ご飯に誘ってくれないかなあ!」「1分でも長く話しを聞いていたい!」と思わせるひとはごく少数だ。 心を揺さぶる「何か」を持っている政治家が何と少ないことか!(ため息)

 その点、安倍総理の演説は人を惹きつける。 間近で目撃したダボス会議での基調講演も、シャングリラダイアローグでのスピーチも素晴らしかった。 え? 小泉元総理は、一挙一動が面白かった。 ほとんどアーティストに近い気がする。(笑) 

 政治家に限らず、独自のスタイルを持っているひとに惹かれる。 何しろ、これでも科学技術イノベーション政策担当大臣でしたから、ね。 リスクを恐れずに挑戦する「イノベーター」が好きなのだ。 

 問題は「自分が大好きなひとたち」から、同じように思われていないということだ。(ガクッ) デフレ脱却と同時に、この長年の「片思いサイクル」からも、ぜひ脱却したいと考えている。(笑X2)

 さあ、そろそろ行かないと。 本日最後の出陣式。 気合を入れていこう。   


◇山本一太オリジナル曲:
「素顔のエンジェル」
「マルガリータ」
「かいかくの詩」
「一衣帯水」
「エイシア」