2015年3月21日:パート2

 今日は地元秘書の誕生日だった。 シャープに見えるカッコいいネクタイを送っておいた。 さっそく、秘書からお礼の携帯メールが届いた。 「一太さん、プレゼントのネクタイ、届きました。ありがとうございました!」と。 ちゃんと自分のイメージで選んだ一品だ。(ニッコリ)

 え? 秘書を大事にしてるんですねって?! 当然だろう。 「励ます会」みたいな政治資金パーティーは過去20年間で3~4回しかやらず、秘書の数も常にギリギリで、他の事務所のようにカレンダーを作る余裕もなく、東京では常にタクシーで(しかも一人で)移動する資金力のない政治家、山本一太の唯一、最大の武器は、7名(東京2名、地元5名)の秘書チームなのだ。 

 さて、本日は、午前中の新幹線で地元入り。 前橋市内で開催された大沢群馬県知事の後援会総会に出席した。 主催者側からの1人1分という時間制限を守って、次のような挨拶をした。

 「大沢県政の下で実現した富岡製糸場の世界遺産登録、群馬初の国宝の誕生は、群馬にとって100年、200年先まで語り継がれる歴史上の偉業だと思います。でも皆さん、本当の勝負はここからなんです。」

 ひと息ついて、こう続けた。「富岡製糸場という世界遺産を今後、どうやって群馬全体の発展に結びつけていくのか?『ゆるキャラグランプリ』でトップを獲得した『ぐんまちゃん』等を駆使して、いかに群馬の知名度や魅力度、発信力を高めていくのか?そこが重要なんです。大沢知事には、群馬の未来を照らす松明を次の世代に引き継いでいく役目を担っていただかねばなりません!」

 次のような言葉で締めくくった。 「知事が(群馬活性化のための)さらなる政策を推し進めていくための原動力は民意、すなわち、県民の支持に他なりません。だから、今回の知事選挙での目標はハッキリしています。大沢知事に、前回を大きく上回る得票で再選を果たしてもらうということです。そのために私も全力を尽くします!」

 大沢知事からも決意表明があった。 「北陸新幹線『かがやき』は群馬に止まらない。群馬県にヒト、モノ、情報をどんどん呼び込めるような状況を作る必要がある。その努力を怠ったら、群馬の未来は築けない!」と。 大沢知事なら、きっとやっていただけると信じている。

 自民党推薦候補として、国会議員団、県議団が一致して応援すると言っても、油断は禁物だ。 たとえば無党派にアピールする気鋭の女性候補とかが名乗りを上げたら、侮れないライバルになる可能性がある。 が…まあ、大丈夫だろう。 現職候補を脅かすような魅力とガッツのある人物なんて、今の群馬には全く見当たらないもの。

 3月16日は、20年前に亡くなった父、山本富雄の命日だった。 その4日後(3月20日)、草津町で行われた亡父の葬儀の日にオウム心理教による「地下鉄サリン事件」が起こった。 事件の一報を受けて、草津の葬儀に向かっていた亀井静香国家公安委員長(当時)が、途中で東京に引き返した。 忘れられない記憶だ。

 亡くなった時、父は参院自民党の幹事長だった。 参議院議員を3期務め、4期目の選挙を数ヶ月後に控えていた。 農水大臣や党の総合農政調査会長を歴任した参院自民党の重鎮だった。 

 後援会総会での大沢知事の言葉を聞きながら、ふとオヤジのことが頭を過ぎった。 そして思い出した。 亡父山本富雄の悲願は「群馬県知事になることだった」と。

 あ、そろそろ行かないと。 この続きは次回のブログで。   
  

◇山本一太オリジナル曲:
「素顔のエンジェル」
「マルガリータ」
「かいかくの詩」
「一衣帯水」
「エイシア」