2015年3月12日

 夕方。 議員会館事務所にいる。 午前8時から「外交部会・経済産業部会・国土交通部会・北朝鮮による拉致問題対策本部合同会議」に出席。 対北朝鮮経済制裁の延長について議論した。 

 手を上げて次のように発言した。 「北朝鮮外交の基軸は対話と圧力。圧力のメカニズムは経済制裁法しかなく、かつ拉致問題を含む諸懸案が進んでいないのだから延長は当然!法律の下でどんな対応を取るのかは政府の判断だが、与党としては制裁強化を求めるくらいの強い姿勢が必要だ!」

 途中で会議を抜け、「原子力政策・需給問題等調査会」(需給問題等小委員会)の有識者ヒアリングへ。 講師は、先日のBSフジ「プライムニュース」でも一緒だった澤昭裕 国際環境経済研究所所長だった。 ドイツを含む欧州のエネルギー政策について質問した。 

 なるほど、欧州のエネルギー外交はしたたかだ。 実は様々な問題点を抱えているにもかかわらず、全てが進んでいるかのようなイメージを発信し、再生可能エネルギーの拡大や温暖化対策の主導権を握ろうとしている。 たとえばドイツのメルケル首相が掲げた800キロの送電網の建設も「1割ちょっと」しか出来ていない。 日本政府も簡単に乗せられないほうがいい、な。

 午前11時からの「科学技術イノベーション戦略調査会」にも足を運んだ。 第5期科学技術基本計画のための有識者ヒアリングが続いている。 前回に引き続き、今回も人材問題(科学技術人材の養成)がテーマだった。 安西祐一郎 日本学術振興会理事長と渡辺裕司 株式会社小松製作所顧問から話を聞いた。 ここでも発言。 「重要なのは国際競争に耐えられる人材を育成すること。国際大学ランキングのようなグローバルな指標を意識しつつ、優秀な博士を生み出すための諸施策を進めていくべきだ!」と。

 全ての部会(日程)が真剣勝負だ。 ね? 前向きに、真面目に生きているでしょう?!

追伸:
1.いつも言っているように、「絶対の味方」は恐らく両親しかいない。 が、家族であろうと、友人であろうと、誰でも世の中に1人くらいは「ソウルメイト」(魂を共有する盟友)と呼べる存在がいるはずだ。

 「ソウルメイト」は、どんな犠牲を払っても守らねばならない。 それが出来なかったら、人間として生きている意味がない。 常にそう思っている。

2.これまでの写真や動画、身の回りに起こったことを時系列的にまとめた。 これなら分かりやすく説明出来るだろう。


◇山本一太オリジナル曲:
「素顔のエンジェル」
「マルガリータ」
「かいかくの詩」
「一衣帯水」
「エイシア」