2014年12月19日

 夕方。 新大阪から東京に向かう新幹線の車中でパソコンのキーボードを叩いている。 昼12時30分から14時30分まで、大阪よみうりテレビのスタジオで「たかじんのそこまで言って委員会」の収録に参加した。 

 政治家ゲストは4名。 民主党の福山哲郎参院議員、維新の松野頼久衆院議員、共産党の小池晃参院議員、自民党の山本一太という組み合わせだった。 パネラーも知った顔ばかり。 久しぶりに津川雅彦さん、金美齢さんに会えたのは嬉しかった。

 やっぱり大阪と東京のノリは違う。 なかなか面白い議論だった。 え? 熊本県では視聴率20%を超えているって?! やっぱりスゴい番組なんだ、な。(驚) 

 司会の辛坊治郎さんには、以前、読売テレビの番組で(わざわざ東京から駆けつけたにもかかわらず)「松本一太」(まつもと・いちた)と間違えて紹介されたことを、しっかりクレームしておいた。(笑) 司会者と言えば、もう1人の山口もえさんも、とてもいい味を出してたなあ。 

 8名のパネラーや他の国会議員とやり取りしながら、改めてこう思った。 「民主主義のルールに基づいた国政選挙(政権選択の衆院選挙)で、自公政権が3分の2を超える議席を獲得した。安倍政権が国民の信任を得たことは間違いない。が、中身をよく見れば、けっして慢心出来るような状況ではない!」と。

 今回の総選挙の投票率は、史上最低の52.66%。 その中で自民党が獲得した票数は、自民党が民主党に惨敗して政権から転落したあの2009年の選挙の得票数を下回った。 加えて、小選挙区における自民党の得票率(有効投票総数に占める自民党候補全員の総得票)は48%だった。 48%の得票率で、75%の議席を占有したのだ。 なるほど、群馬の5つの小選挙区で前回選挙より得票を伸ばしたのが福田達夫衆院議員しかいなかったというのもうなずける。 

 与党の圧勝と報じられている今度の選挙で突きつけられている事実を、自民党はけっして忘れてはならないと思う。 何度も言っているように、アベノミクスは道半ばなのだ。 驕ったり、油断したりした途端に、形勢は逆転する。 

 ダメだ。 睡魔が襲って来た。 しばらく目をとじて身体を休めよう。

追伸:本日、収録した「たかじんのそこまで言って委員会」は、12月21日(日)の13時30分から15時まで放送される予定。 群馬県で見られないのは、とても残念だ。


◇山本一太オリジナル曲:
<a href="http://www.nicovideo.jp/watch/1362912973" target="_blank">「素顔のエンジェル」</a><br><a href="http://www.nicovideo.jp/watch/1362913254" target="_blank">「マルガリータ」</a><br><a href="http://www.nicovideo.jp/watch/1298511048" target="_blank">「かいかくの詩」</a><br><a href="http://www.nicovideo.jp/watch/1372242789" target="_blank">「一衣帯水」</a><br><a href="http://www.nicovideo.jp/watch/so21209855" target="_blank">「エイシア」</a><br>