2014年12月16日

 安倍内閣で1年8ヶ月、内閣府特命担当大臣をやった。 沖縄・北方対策から科学技術政策、IT政策、宇宙政策、海洋政策、知財戦略、領土問題まで幅広い分野を担当した。

 担当分野の事業や政策に関して、様々な要望や陳情が持ち込まれた。 中には「筋の良くない案件」もあった。 が、総理のためにならないと思う話は、全て自分のところでブロックした。 

 多少、恨まれた部分があったかもしれないが、全く気にしなかった。 安倍総理を支える閣僚、いや、長年の安倍応援団としても当然の対応だ。 そうでなくても、一部のメディアは安倍政権への攻撃材料を探している。 利権や不正行為に絡むスキャンダルが週刊誌に書かれでもしたら、内閣のマイナスになることはもちろん、真面目に頑張っている官僚たちのモラルも著しく低下させる。 それだけは絶対に避けたいと思っていた。

 山本一太は正義感に燃えたジャーナリストでもないし、警察庁の幹部でもない。 ましてや、東京地検特捜部の検事でもない。 それはそうとしても、「許し難い陰謀」や「恐るべき癒着」に気がついてしまった時、こう思わずにはいられない。 「政権を担う与党の政治家として、どう対応したらいいのだろうか?少なくとも、見て見ぬふりは出来ない!」と。 これから「総裁ネット戦略アドバイザー」としてあらゆる分野の人に会う。 様々な活動を通じて、情報力を磨いていく。 その過程で、同様の場面に遭遇することは、益々、多くなっていく気がする。(ふう)

 最後は、覚悟を決めて行動するしかない、な。 誰にどんな影響があろうと…。 大事なひとたちを守るためだ。

追伸:安倍総理とインドのモディ首相が、またツィッターで言葉を交わしている。 総理の「ソーシャルメディア外交」はまだまだ進化の余地がある。 ちょっぴりワクワクする。


◇山本一太オリジナル曲:
<a href="http://www.nicovideo.jp/watch/1362912973" target="_blank">「素顔のエンジェル」</a><br><a href="http://www.nicovideo.jp/watch/1362913254" target="_blank">「マルガリータ」</a><br><a href="http://www.nicovideo.jp/watch/1298511048" target="_blank">「かいかくの詩」</a><br><a href="http://www.nicovideo.jp/watch/1372242789" target="_blank">「一衣帯水」</a><br><a href="http://www.nicovideo.jp/watch/so21209855" target="_blank">「エイシア」</a><br>