2014年11月27日:パート2

 間もなく21時。 サーモンが焼きあがったら、夕食のメニューが整う。 その前に短いブログを1本、書いてしまおう。

 政治家は「公人」だ。 批判されるのは宿命と言っていい。 ただし、安全な場所から(名前も名乗らずに)他人を攻撃するのは卑怯だ。 反論を恐れて逃げ回るような人間に、誰かを批判する資格などない! 

 「直滑降ブログ」の読者の方々はご存じだと思うが、ニューヨークタイムスにも、ワシントンポストにも、「署名のない記事」なんてひとつもない! そりゃあ、そうだ。 記事はジャーナリストの「魂」だもの!

 過去のブログにも書いた覚えがある。 新聞であろうと、週刊誌であろうと、夕刊紙であろうと、タブロイドであろうと、フリーペーパーであろうと、そこに掲載された記事を書いた記者の名前は、常に公表されるべきだ、と。 

 もちろん、他の世界と同様、マスコミ人にも1流と2流がいる。 手強いが尊敬出来るジャーナリストもいれば、小遣い稼ぎ(?)のために国会議員の悪口を書く政治ゴロみたいな輩もいる。 が、ジャーナリストを名乗る以上、自らが発信した言葉に責任を持たねばならないことに代わりはない。

 もちろん、19年も政治家をやっていれば、何となく想像がつくようになる。 人脈が広がれば、時々、事実を教えてくれる内通者(?)にも遭遇する。 

「なるほど、恐らくあの新聞記者がペンネームで書いたんだ、な」とか、「あそこで仕事をするフリージャーナリストは4、5人いると聞いているが、政治ものを手がけているあの人物だろう」とか、「ははあ、あそこらへんに頼まれたに違いない」とか…。 

 それでも、名指しで反論する(=必要があれば公に抗議する)ためには、相手をきちっと特定する必要がある。 だから、時々、匿名で書かれた過去の記事を読み返して、分析能力を高めている。 「作者は一体、誰なんだろう?」「誰がどんな理由で話を持ち込んだのだろう?」みたいに。 シャーロックホームズみたいでしょう?(笑) 推理ゲームは、スゴくいい「気分転換+頭の体操」になるのだ。

 衆院選挙が終わったら、本格的に情報ネットワークの構築に着手する。 「総裁ネット戦略アドバイザー」の重要な使命の一つは、サイバーセキュリティー政策の推進だ。 国際会議にも積極的に足を運び、「Special Adviser to the LDP President(Prime Minister)-internet Strategy」という肩書で、各国のシンクタンクや情報関係者と人脈を作る。 安倍総理に「世界で何が起こっているか?」を伝えるためだ。 

 その前に、国内に出来るだけ多くの情報交換インフラを整備しておきたい。 総理官邸や党はもちろんのこと、政府機関、情報関係者、ネットベンチャー起業家、あらゆる種類のメディア関係者と毎晩、会う。 情報収集のルートが増えれば増えるほど、調査能力が高まるからだ。

 政策も情報も細部に宿る。 ちっちゃなことも調べられない人間に、大きな情報は扱えない。 過去のブログにも書いた。 匿名の卑怯な発信であっても、すぐに誰の仕業なのかを洗い出せるような「情報のプロ」に進化してみせる! そのための努力を積み上げることが、総理の国際的な発信力強化をサポートする能力にも繋がる。 総裁ネット戦略アドバイザーの「ちっちゃな野望」だ。(笑X2)   


◇山本一太オリジナル曲:
<a href="http://www.nicovideo.jp/watch/1362912973" target="_blank">「素顔のエンジェル」</a><br><a href="http://www.nicovideo.jp/watch/1362913254" target="_blank">「マルガリータ」</a><br><a href="http://www.nicovideo.jp/watch/1298511048" target="_blank">「かいかくの詩」</a><br><a href="http://www.nicovideo.jp/watch/1372242789" target="_blank">「一衣帯水」</a><br><a href="http://www.nicovideo.jp/watch/so21209855" target="_blank">「エイシア」</a><br>