2014年10月30日:パート2

 昨日の就任記者会見でアピールした「自民党総裁(=総理)ネット戦略アドバイザー」設置の狙い、ポストの位置づけ、活動内容は以下のとおり。

<新設ポストの必要性>

(1)政治リーダーのネット戦略は益々重要。SNSも猛スピードで変化。各国首脳はウェブを最大限に活用。オバマ大統領の誕生にも大きく貢献。

(2)マルチステークホルダーが集まる空間(ダボス会議、国連、シャングリラダイアローグ等)での安倍総理の発信力(=存在感)は歴代総理の中でもピカイチ。首相としての訪問国数、首脳会談も過去最多。日本の存在感回復に大きく貢献。

(3)上述した総理の「国際発信力」という強みを最大限に活かし、国際社会に対するメッセージ力を一層強化するため、ネット戦略の充実が急務。SNS等の積極活用により、首脳間の信頼関係を高めることも可能。

(4)加えて、ここからが安倍政権による日本再興の正念場。アベノミクスのさらなる推進、消費税増税、TPP、対北朝鮮外交、日中、日韓関係等の難問を乗り越えていくため、内外への発信力強化が不可欠。

(5)こうしたニーズに応えるため、総理のインターネット戦略を補佐する「ネット戦略アドバイザー」を新設する。

<新たな役職の位置づけ>

(1)萩生田・総裁特別補佐と同じ位置づけ。法律や党則で規定された役職ではなく、総裁(総理)の任命により設置された(委嘱された)総裁直属の新たなポスト。ネット戦略という分野に絞って、総裁の活動を補佐する。

(2)参院枠のポストというわけではないが、参院自民党執行部からの後押しあり。(感謝)

(3)党本部のラインに入らない独立したポジション。最大のポイントは、総裁のために機動的に動けること。唯一の上司は安倍総裁。

(4)官邸や党も情報発信を重視。特に自民党広報本部、IT特命委員会、メディア局は、それぞれ実績を上げている。馳浩・広報本部長、平井卓也IT特命委員長とは(必要に応じて)密接に連携を図る。

(5)車も部屋も不要。総裁と定期的に会うメカニズムは今後の検討。

 あ、そろそろ行かないと。 ネット戦略アドバイザーの仕事の内容、山本一太が起用された理由等については、その2で。

追伸:総理、馳広報本部長と平井IT特命委員長の立場は十分に尊重します。 この2人のキーパーソンとは、十分に連携していきますので、ご心配なく! でも、総理(総裁)のためになると思うことは、遠慮なくどんどんやらせていただきます!!


「fs山本一太オリジナル曲「素顔のエンジェル」「マルガリータ」「かいかくの詩」