2014年10月26日:パート2

 機中で15分ほど、気絶していた。(ふう) 東京まであと45分。 もう1本、高度1万メートルからのブログが書けそうだ。

 最近、つくづく思う。 世の中は、(立派な人も大勢いるけど)「胡散臭い人間」で溢れている、と。(笑) なりふり構わぬ手段で金儲けに成功した「品性のない人間」が欲しがるのは、きまって社会的な名誉とブランドだ。 ただし、お金の力でどんな肩書きを得ようと、どんな有名人を周りに侍らせようと、そのひとの「魂」を粉飾することは出来ない。(断言)

 誤解のないように言っておくが、裕福な家庭や名門の家に生まれた人に「品格がある」とは限らない。 逆に言うと、貧しい環境で育った人には「品性がない」などとは全く思っていない。 苦労を重ねて成功を掴んだ人には、ポジティブなエネルギーとオーラがある。 逆に血筋が良くても「ウソつきで、卑怯な人間」(「徳」の欠片もない輩)はいる。 

 時々、「私はこんな由緒ある家系に生まれた」とか、「僕の先祖は高貴な血筋に繋がっている」とか、「オレの親戚や親族には、こんなに高い地位の人がいる」とか、そういうことを必要以上に言い回る人たちに遭遇する。 いちいち調べるようなことはしないが、あんまり繰り返されると、逆に「本当なのかな?」と疑ってしまう。(笑) 

 たとえば、麻生太郎元総理とか、小坂憲次参院議員とか、林芳正参院議員とか、浅尾慶一郎衆院議員とか、正真正銘の「名家の血筋」を持つ人たちが、(誰かに聞かれない限り)自分たちの「家系」について語る場面を見たことがない。 そういうものだと思う。 

 さて、山本家は「ごく普通の家」だ。 貧しい家庭ではないが、特にお金持ちだったわけでもない。 親戚に高名な人物がいるわけでもない。 でも、両親から「真っすぐに生きる」ことの大切さを教わった。 亡くなった父と母のことがとても好きだったし、尊敬していた。 この2人の子供として日本という国に生まれ、育ててもらったことを誇りに思っている。 

 以前から、山本一太の「ファミリーヒストリー」をブログに書いておきたいと思っているが、なかなか時間がない。 こちらもタイトルは決まっている。 「上州人、内村鑑三のDNA」だ。 あ、飛行機が降下を始めた。 間もなく、シートベルトサインが点灯する。 この続きは次回のブログで。

追伸:昨日(10月25日)は母の命日だった。


「fs山本一太オリジナル曲「素顔のエンジェル」「マルガリータ」「かいかくの詩」