2014年10月9日

 10月7日の参院予算委員会で、野田国義・民主党参院議員が山谷えり子国家公安委員長に対して、「(ヘイトスピーチを行う)団体とねんごろだったんじゃないか!」という野次を複数回、飛ばしたと報道されている。 昨日になって、野田参院議員本人もそのことを認めた。

 山谷国家公安委員長の女性としての品格を著しく傷つける「極めて下品な発言」だ。 野田国義・民主党参院議員のこの野次の中身にも驚いたが、もっと呆れたのは、本人からの直後の釈明。 要約すると、次のような中身になる。 

 「誤解を招いたのは申し訳なかったが、全く違った解釈をされ、憤りも逆に感じている。ねんごろ(懇ごろ)は、九州ではよく使う言葉だ。」 

 これは釈明であって、謝罪ではない。 誤解を招く表現だと思うなら、こんな言い訳がましいことを言わずに、潔く謝ったらいいではないか! 参院予算委員会の蓮舫筆頭理事が理事会で率直に謝罪したのとは対照的だ。

 閣僚だった1年8ヶ月の間、野田国義・民主党参院議員が、参院予算委員会で安倍総理に「下品な野次」を飛ばす場面を、閣僚席から何度も目撃した。 安倍総理や麻生財務大臣が怒る気持ちはよく分かる。

 「激しい野次」と「下品な野次」は違う。 野田国義参院議員は、山谷えり子国家公安委員長に直接会って「謝罪」すべきだと思う。 

 
「fs山本一太オリジナル曲「素顔のエンジェル」「マルガリータ」「かいかくの詩」