2014年9月23日:パート3

 間もなく22時。 熱い豆乳を飲みながら、本日3本目のブログを書き始めた。 20時以降は一切、食べていない。 明朝は「胃カメラ」という試練(笑)が待ち構えている。 水は飲んでも平気だろう。 午後からは、議員会館で幾つかのミーティングがある。 夕方には、山口大臣の部屋を訪ねる予定だ。

 さて、「直滑降ブログ」を書く理由や目的は、いろいろある。 政策のことを発信することもあれば、政局についてコメントすることもある。 分かりやすい話もあれば、同じ政治家にしか分からないメッセージもある。 時には、当事者にしか伝わらない表現で、応援の言霊を放つ時もある。 逆に、抑止の警告を発する場合もある。

 これでも、いろいろと考え抜いて言葉を選んでいる。 ひとつだけ言えることは、「夕食のメニュー」を含む全てのブログに意味があるということだ。 さり気ないフレーズにも計算がある。 

 さあ、腹筋と背筋をやる前に、「実は皆があまり分かっていない安倍総理の懐の深さ:その2」を終わらせてしまおう。

 前回のブログ(その1)で、「政治家、官僚、マスコミ関係者、経済人、学者…等々。安倍総理の回りには、様々な人がいる」と書いた。 「尊敬出来る人、素晴らしい人も大勢いるが、個人的にはあまり好きではない人物もいる。」「総理が活用する人材(又は親しく付き合っている人間)の共通点は『本物』であることだ。」とも!

 政治家にとって「情報」は死活的に重要だ。 情報を集める能力と情報を発信する能力の両方が求められる。 かつてあの東京スポーツに「悪口を書かれると不幸が訪れるデスブログ(笑)」と評された「直滑降ブログ」には、様々なルートから様々な情報が寄せられて来る。 大きな組織の不正行為、内部抗争から個人のスキャンダルまで、中身は色々だ。 特に野党時代には、知りたくもないことまで勝手に飛び込んで来た。(苦笑)

 だから、自分は回りが思っているより、ずっといろいろなことを知っている。 山本一太を警戒する(?)人々が、自分の周辺を詳細に調べているように、こちらも「普通の人は気がついていない多種多様な情報」を握っている。 少し前のブログにも書いたが、今はある人物の香港とマカオでの活動を調査している。

 正直に言うが、大臣在職中に「この事実だけは総理に伝えておいたほうがいい!」と思うことが何度もあった。 政策の説明等で総理官邸を訪れ、総理と2人きりになった時、何回も話そうと思った。 が、結局、出来なかった。 

 そりゃあ、そうだろう。 全身全霊で日本再興という挑戦に立ち向かっている超多忙な安倍総理に「告げ口」みたいなことはしたくなかった(=ちょっとでも不快にさせたくなかった)からだ。(ため息) 気になることを、菅官房長官の耳に入れることはあった。 それでも、やっぱり詳細は話さなかった。

 が、途中でハッと気がついた。 「山本一太が小賢しく情報なんか入れなくても、安倍総理は全てを知っている!」と。 「その人物のいい評判も、芳しくない評価も、相手の立場や意図も全て分かった上で抜擢し、アドバイスを受け、逆に相談に乗り、付き合っているのだ!」と。

 それもそのはず。 安倍総理の人脈や情報網は、回りが考えているよりずっと広い。 歴代総理の中でもピカイチだと思う。 総理の下には、内閣情報室や警察庁、法務省を含む政府機関はもちろんのこと、あらゆる分野の安倍シンパから、多角的な情報が集まっている。

 あ、そろそろ運動して、シャワーを浴びないと。 明日は早朝の電車で病院に向かう。 この続きは「実は皆があまり分かっていない安倍総理の懐の深さ:その3」で。 


「fs山本一太オリジナル曲「素顔のエンジェル」「マルガリータ」「かいかくの詩」