2014年9月2日

 朝。 熱いミルクティーを片手に、パソコン画面に向かっている。 いよいよ、大臣として「最後の1日」を迎えた。 とても清々しい気持ちだ。 

 振り返ると、苦しくて、楽しくて、充実した20ヶ月だった。 政治家として得難い経験をさせてもらった。 何度も言うが、このチャンスを与えてくれた安倍総理に心から感謝している。 総理、本当にありがとうございました!!(ニッコリX100)

 明日からは、いよいよ「新たな冒険」が始まる。 映画「FROZEN」の主題歌ではないが、「ありのままの自分」に戻る時がやって来た。(笑) もちろん、政治家としてのミッションは変わらない。 自分にしか出来ないやり方で、安倍総理の日本再興を応援することだ。

 新たな安倍内閣の陣容が固まりつつある。 結局、続投する閣僚は「半数近く」になる見込みだ。 主要閣僚は軒並み留任と伝えられている。

 新たに閣僚として任命されるメンバーも、決まりつつある。 入閣が確実視されている人たちは、クリーンで、実績のある実力派ばかり。 閣僚経験者が半数以上を占めることになりそうだ。 予想どおり、実績と清廉さを重視する「安定感のある布陣」になるだろう。 

 ある意味、この流れは必然だと思う。 新たな内閣には、これまで以上の「ディフェンス能力」が求められるからだ。 消費税、TPP、安全保障、規制改革…等々。 難問に立ち向かう中で、国会審議における野党やメディアからの追及も強まるだろう。 内閣支持率が一時的に低下することもあるかもしれない。 加えて、マスコミや野党が「新たに起用された大臣」を狙い撃ちにすることも間違いない。 

 そのことを十分に分かっている安倍総理が、スキャンダルや失言で内閣のイメージを損なう可能性のあるひとを、閣僚に任命するわけがない! 逆に、マスコミから突っ込まれる問題を抱えた議員が、大臣の要請を受けるはずもない。 ずっとそう思っていた。 新閣僚の人選は、慎重にも慎重を期したはずだ。

 さて…と。 最後が肝心だ。 最終日も慎重に、一生懸命、やり抜こう。 記者会見はあと2回。 こちらも最後まで手を抜かずにやる。 


「fs山本一太オリジナル曲「素顔のエンジェル」「マルガリータ」「かいかくの詩」