2014年8月31日

 朝。 熱いほうじ茶を片手に、パソコンのキーボードを叩いている。 ああ、もう8月も終わりなんだ、な。 昨晩は涼しかった。

 前回のブログで、蔭西記者の仕事ぶりを評価するもう1つの材料を見つけたと書いた。 今回、河野太郎衆院議員が、閣僚通信簿をめぐる山本一太のブログを、自らのブログ「ごまめの歯ぎしり」に転載した。 実は、その河野太郎氏の2010年のブログに、ちらっと蔭西記者の名前が登場している。 太郎氏自身は憶えているだろうか? その時のブログは以下のとおり。
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おーい、朝日新聞&シュールな対談

<2010年06月16日 :河野太郎「ごまめの歯ぎしり」>

 民主党の管隠し作戦で予算委員会は開かれずに国会は閉会になりそうだ。

 新政権がマニフェストを守るのかどうか、子ども手当の将来をどう考えているのかなど何もわからないうちに参議院選挙になる。
 こうしたことに対して、民主党内部からも強い批判が出ている。

 今日の午後のツィッター上の対談でも、民主党の参議院予算委員会の理事の藤末議員が「逃げの菅の本領発揮。私はやりたかったですが!」とコメントしている。
 http://twidan.jp/twidan.php?id=0002 参照

 ほぼすべての新聞の論説が予算委員会を逃げている新政権を批判している。その中で朝日新聞の内田晃、村松真次、陰西晴子の3人が書いた記事が妙に新政権を持ち上げまくっているのが奇妙だ。
「首相答弁 攻守自在に」「財政熱弁、質問者に逆襲」とは!?
本当に答弁を聞いていたのだろうか。

 その朝日新聞ですら論説欄では「だが、きのうの衆院代表質問での菅直人首相の答弁は納得いくものではなかった。このまま通常国会を閉じてしまうのでは、判断材料もないのに参院選で審判を下せと有権者に迫っているに等しい。再考を求めたい。」これが普通の感覚だろう。

 「消費税増税についても『数日のうちにはマニフェストという形で提起できる』と答えるのみ。材料がなければ、議論の深めようがない。」
まさにその通り。マニフェストが出てからでも国会で質問に答えるべきではないか。

 「一問一答形式で論戦を交わす機会を一度も設けないのでは、ボロが出ないうちに参院選を迎えることを狙った党利党略といわれても仕方がない。」と論説できちんといっておきながら、内田、村松、陰西の記事では「『攻め』と『逃げ』を自在に切り替える『奇兵隊内閣』を地で行くデビュー戦となった。」
 おいおい、朝日新聞、これでは新聞不信に歯止めがかからない。(後略)

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 これまでに示した3つの材料(谷垣総裁、仙谷元官房長官の記事、河野太郎氏のブログ)から判断すると、蔭西晴子記者は自民党に対しては、かなり手厳しいようだ。(だから悪いなんて言っていない。(笑)) 他方、民主党政権には好意を抱いている感じがする。 

 ただし、他にもいろいろな記事を書いているに違いない。 これだけで蔭西記者の考え方を評価するのは早計だろう。 実は他にも過去の記事やエピソードに関して様々な情報が寄せられている。 が、これ以上は書かない。  

 自分が言いたいのは、こういうことだ。 仮に山本一太が蔭西晴子氏の記者としての実績を評価する立場になったとする。 その時は、ジャーナリストの魂である記事を徹底的に読み、内容を検証する。 本人にも必ず会うし、同僚からの評価も聞く。 

 加えて、これまでの支局勤務でどんな活躍をしたのか? これまでの取材でどんな苦労や実績を積み重ね、東京本社勤務(政治部)になったのか? そういうことも、ちゃんと調べると思う。 可能な限り、情報を集めようとするだろう。 そりゃあ、そうだ。 自分の発信した評価が、その人の人生に大きな影響を及ぼすかもしれないのだ。

 さあ、朝食をしっかり食べておかないと。


「fs山本一太オリジナル曲「素顔のエンジェル」「マルガリータ」「かいかくの詩」