2014年8月29日

 20時過ぎ。 先ほど帰宅。 東京ー廈門間は飛行機で4時間半。 行きも帰りも快適だった。 いつも言っているように、日本の航空会社のサービスは世界一だと確信している。(ニッコリ)

 中国福建省の廈門市で行われた「APEC海洋担当大臣会合」に出席した。 日本の大臣が発信する舞台を整え、廈門宣言をまとめるために、総合海洋政策本部のスタッフは(先乗り組も同行組も)一生懸命、頑張ってくれた。 福建省の隣の広州にある日本総領事館にもサポートしてもらった。 皆さん、ありがとうございました!

 日本の海洋政策担当大臣として行った基調講演は、各国から高い評価を得たようだ。 インドネシアの海洋・漁業大臣の講演に対するコメントに対しても、参加国からの拍手をもらった。

 海洋国家、かつ世界有数の災害強靭性国家である日本の海洋担当大臣として、グローバルな課題である気候変動と海洋問題に関する日本の貢献をアピールすることは出来たと考えている。 日本の提案により、来年、フィリピンで開催される「APECワークショップ」への各国の参加を呼びかけられたのも、成果の1つだ。

 が、それでも、今回の中国出張については「反省すべき点」もあった。 この件については、9月3日以降に改めて書く。

 成田から東京に向かう車の中で、今回の出張に同行した大臣秘書官と「この1年8ヶ月」を振り返った。 20ヶ月の間に、米国4回、欧州3回、中国2回、ASEAN2回の11回の海外出張をこなした。 

 科学技術担当大臣、IT担当大臣、海洋担当大臣、領土担当大臣、知財戦略担当大臣として、各国要人との会談や視察、講演等を重ねた。 加えて、北方対策担当大臣として北方領土(国後島と択捉島)にも足を運んだ。

 20ヶ月で、11回の海外出張と北方領土訪問。 これはこれでよくやったと思う。 全ての出張に全力を尽くした。 あ、お湯が沸いた。 熱いほうじ茶を入れる。 この続きは後ほど。 


「fs山本一太オリジナル曲「素顔のエンジェル」「マルガリータ」「かいかくの詩」