2014年8月17日:パート3

 もともと楽天的な性格だ。 何でも前向きに考えることにしている。 県連会長選挙には立候補出来なかったが、(いつものように)全力を尽くした。 物事には、常にトレードオフ(一方を得れば、一方を失う)の原則が働く。 どんな選択をしても、メリットとデメリットがあるものだ。

 いろいろ考えると、これはこれで良かったという気がしないでもない。 過去のブログにも書いたが、正規のルールで現職の県連会長の再選が決まった。 そうなった以上は、中曽根県連会長の下で一致団結して、来年4月の県議選を勝ち抜く。 これこそ、現時点における自民党群馬県連の最大の目標だ。

 それでも、政治家という職業柄、こう思わずにはいられない。 もし自分が県連会長選挙に出馬していたとしたら、どんな結果になっただろうか、と。 地元秘書たちは、臨戦態勢(やる気満々)だった。 立候補の翌日から、毎朝、街頭に立つ日程も組んでいた。 お気に入りの遊説車(一太号バージョン2)も、久々の出番を待ち切れない様子だった。 電話作戦の準備も整えていた。

 候補者による街頭演説会でも、党員大会での討論でも、(相手が誰になろうと)負けない自信はあった。 申し訳ないが、やる気(というより狂気(?))が違う。(笑) 全体として、きっといい戦いが出来たに違いない。 勝っても負けても、山本一太という政治家が、群馬の自民党員の人たちにどのくらい評価されているのか、そのことを知りたかった。(残念)

 何度も書いているように、自分にとっては、選挙の勝敗より、オープンな選挙をやることのほうが重要だった。 が、万一県連会長に選ばれたとしたら、2つ、いいことがあると思っていた。 1つは、県連会長として2年後(?)の衆院選挙の先頭に立てること。 もう1つは、個々の県議の政策や構想を直接、後押し出来ることだ。

 万一、次回の総選挙で自民党が再び逆風に晒されたとしても、小渕優子衆院議員のことは全く心配していない。(笑X2) が、上州次世代3人衆(福田達夫氏、笹川博義氏、井野俊郎氏)のことは、とても気になっている。 何があっても、当選してもらわねばならない。 この3人の若手代議士の恐らく最も難しい2度目の選挙は、県連会長として戦いたかった。 県連のトップとして、応援演説のマイクを握りたかった。 その時、どんなポジションになっていようと、群馬県に張り付く理由になるからだ。

 今回の県議団ツアーは、個々の県議が進めようとしている政策や構想を改めて知る機会になった。 すぐにも応援したい幾つかのプロジェクトも発見した。 ああ、この人たちと並んで、県庁の記者クラブで記者会見をやりたかった…なあ。 いろいろな形で支援出来たのに…。(残念X2)

 前述したとおり、自民党群馬県連の目下の最大の目標は、来年4月の県議選で完全勝利を掴むことだ。 そのために、県連執行部というより、続投の決まった中曽根県連会長に、どうしてもお願いしたいことがある。 3つ目のお願いは、(これから何があっても)県連会長自身が先頭に立ち、盾になって大事な県議団を守っていただきたいということだ。 これこそ、県連会長にしか果たすことの出来ない最大の役割だと思っている。 詳しくは「県連会長の最も重要な使命:その2」で。   


「fs山本一太オリジナル曲「素顔のエンジェル」「マルガリータ」「かいかくの詩」