2014年8月17日:パート2

 今回の県連会長選びの過程で、県連の将来構想や来年4月の地方統一選挙のマニフェスト、戦略等について、オープンな議論が行われることは全くなかった。 候補者としての公約(政策提言)を示したのも自分だけだった。 そのことが、とても残念だ。 

 もし県連会長選挙が行われていたら、県連会長というポストの価値を大きく引き上げることが出来たのにとも思う。 選挙を契機に、「県連をどう運営していくのか?」という明確な方針や党員の心を揺さぶるアピール力がなければ、県連会長にはなれないという流れが出来たに違いない。 加えて、誰が県連会長になろうと、党員の民意で選ばれたという事実によって、県連会長のリーダーシップは否が応でも強まっていたはずだ。

 7月の米国出張の直前に必死で書き上げた県連会長候補としての公約「山本一太の県連活性化ビジョン」は、県連所属の国会議員、県会議員全員に手渡した。 県連会長選挙問題を話し合うための国会議員会議では、出席者全員から、「山本一太の県連活性化ビジョンには、傾聴に値する提言が多く含まれている」「県連改革を進めるために、ここに書いたあることを、しっかり実行していく必要がある」といった意見が相次いだ。

 若手県議の中にも、「久々にワクワクしました!」「ここに書かれているようなことを、一緒にやりたいですよね!」と言ってくれた人たちがいた。 山本一太の提言(公約)に対する同志の人たちのポジティブな評価は、とても嬉しかった。 が、しかし、「どれもこれも、やらねばならないことばかりだ」というなら、自分の提案のうちの1つでも2つでも、採用して(実行して)いただけないだろうか?!

 上記の経緯を踏まえて、県連執行部の方々に2つ目のお願いをしたい。 県連会長と県連幹事長の下に、「県連活性化ビジョン」を推進するための何らかの組織を立ち上げてもらえないだろうか?! たとえば、県連改革推進チームの長は県連の政調会長でもいいし、国会議員に任せてもいい。 個人的には、県連改革に最も熱心な福田達夫衆院議員に中核になってもらうのが一番いいと考えている。

 え? 県連改革の中身は、山本提言と同じでなくてもいい。 が、自分が提案した様々なメニューの中には、「県連予算戦略会議による群馬県予算案の策定」とか、「自民党群馬県連独自の自民党理念の発信」とか、他の県連ではやったことのない斬新な発想も盛り込んである。 ここらへんのアイデアは、少しでも取り入れてもらえると嬉しい。

 9月の自民党群馬県連大会では、ぜひ、県連改革の方向性や群馬の自民党の理念を内外に力強く打ち出して欲しい。 県連幹部の皆さん、ヨロシクお願いします!!

 さて、3つ目は、県連執行部というより、県連会長に対するお願いだ。 少し指を休ませた後で、一気に書く。


「fs山本一太オリジナル曲「素顔のエンジェル」「マルガリータ」「かいかくの詩」