2014年8月4日

 「県連は今の状態がベスト。何も変える必要はない!」「来年4月の県議選に明らかに悪影響がある。県連会長選挙をやるべきではない!」 県議を回ってみて、こうした意見が大勢だったら、推薦人集めはしないつもりだった。 

 が、実際の状況は、自分の予想とかなり違っていた。 最も多かったのは(少なくとも自分が聞いた限りは)、「県議選への影響が読めないので…」というフワッとした慎重論だった。

 「世代で考え方が分かれている」ということもなかった。 ベテラン県議の中にも、「山本一太を応援出来るかどうかはともかく、原則的にはオープンな選挙が望ましい!」「改めて話を聞いてみれば、確かに初心に返って自民党をアピールする必要があると感じる!」と言ったひとたちがいた。 

 他方で、複数の若手県議が、「県議としての活動に限界を感じている。自分のやりたいことを実現するために県連をもっと活用出来るなら、ぜひ、そういう体制を作って欲しい」という趣旨のことを話していた。

 地元秘書を通じて県議全員に手渡した「山本一太の県連活性化ビジョン」は、それなりの評価を得たようだ。 提言が届いた後に会ったほとんどの県議が、「県連として取り組まねばならない課題ばかりだ」と話していた。 ただし、「この考え方は素晴らしい。でも、提言を実行するのは他の国会議員でも出来る。山本一太は県連のことを考えるより、国政に集中して、そちらで活躍してもらいたい!」という意見もあった。

 どんな結果になろうと、自民党群馬県連所属の全県議と会えたのは、大きな意味があったと思う。 ある県議は、「国会議員でこんなこと(1人1人の県議に会う)をやった人は誰もいない。しかも大臣としての多忙な日程をやり繰りして。そのことは、とても嬉しかった!」と言ってくれた。

 いずれにせよ、県議団にはサムライがいる。 意気に感じて、何かのために動く人たちがいる。 県議の推薦人は確保出来た。 あとは、国会議員の中で1人だけ、たった1人だけ、県連会長選挙実現のための後押しをしてくれるひとがいるかどうか、だ。

追伸:
1.前回のブログに、「そもそも、多くの県議が県連会長という役職にリーダーシップなどというものを期待していない!」と書いた。 「国会議員同士の話し合いで決めて欲しい!」というのは、「丸く収まれば、県連会長は国会議員の誰がなってもいい!」というのと同じだ、とも。

 正確に言うと、「県連会長には、強いリーダーシップが必要だ」と言ったひとは、ベテランにも若手にもいた。 この点について、複数の県議が、2年前の衆院選挙における群馬2区の公認候補をめぐる問題に言及した。

 あの時、当時の県連執行部、関係国会議員、群馬2区の県議団という顔ぶれて、2度の会議が行われた。 喧々諤々の議論があった。 細かいことには触れないが、ふと思った。 あの会議の様子を録画して、ネット動画で流せたら、あの状況を群馬の自民党員や自民党支持者に全て見せることが出来たなら、自分の問題意識を共有してもらえるのに…と。

2.それにしても、自分はこんなに故郷(群馬県)に思い入れが強いんだ、な。 我ながら、この再発見には、ちょっと驚いた。(笑)


「fs山本一太オリジナル曲「素顔のエンジェル」「マルガリータ」「かいかくの詩」