2014年8月2日

 県立渋川高校の後輩で、テレビの放送作家として活躍する「安達元一」(あだち・もといち)氏からメールが届いていた。 ある女性タレントのCMの動画が貼付けてあった。 「CMの中の彼女。容姿もスゴく美しいけど、『自分に飽きたくない!』というセリフがもっと素敵です!」と。 

 昨日の「イノベーション座談会」で、筑波大大学院の山海教授がこう言った。 「人間の寿命は80年。その中で生きるという奇跡を与えられている。だからこそ、リスクがあっても信じた道を突き進まねばならない!」と。 この言葉に感動した。 山海先生が言うとスゴく説得力がある。 

 人間は皆、生きることに忙しい。 家族のこと、仕事のこと、健康のこと…。 それぞれ様々な悩みを抱え、日々を過ごしている。 知らないうちに背後から忍び寄るこの「日常と無関心のスタンド」に羽交い締めにされ、熱い気持ちを失った瞬間に、「つまらない人間」になってしまう。 そう、自分はまだ自分に飽きたくない!(ニッコリ)

追伸:2009年、自民党は政権から転落した。 その1ヶ月後(?)に南波県連幹事長(当時)に会い、県連会長公選規定案(山本私案)を手渡した。 それまで、自民党県連内に「県連会長を党員の公選で選ぶ」という発想はなかった。 

 が、しかし、南波幹事長は山本提案を真剣に受け止め、県連内にチームを立ち上げてくれた。 3ヶ月後、県連会長公選システムは、県連改革3本の矢の1つとして結実した。 理由はただ1つ。 全員に危機感があったからだ。 県連会長選挙の意義と目的を綴った当時(5年前)のブログを読み返してみた。 群馬の自民党は、この時の危機感をけっして忘れてはならないと思う。  

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 2009年10月17日:パート6 <自民党県連会長公選を主張する理由>

「自民党群馬県連会長・党員参加型選挙」の意義と目的は次のとおり。

<公選論の背景>
 
 前回の衆議院選挙で自民党は歴史的な惨敗を喫し、政権から転落した。戦後4人の総理を輩出した「保守王国・群馬県」においても、5つの小選挙区のうち3つの選挙区で議席を失うという衝撃の結末となった。選挙の結果、国会議員の数では民主党が7名、自民党が5名と逆転された。「保守王国」は崩壊の危機に瀕している。

 さらに深刻なのは「野党になった」ことで、経済界はもちろん、これまで自民党を支持してくれていた業界や団体との間に距離が生まれていることだ。加えて、連立与党のパートナーだった公明党との協力関係も(大事にしていく必要はあるが)与党時代と同じというわけにはいかない。

 こうした状況の下で、今年から来年にかけて行われる各地の首長選挙、来年の参院選挙、再来年の統一地方選挙等で「民主党が更なる躍進」を狙って来ることは間違いない。県議会を含む地方議会では依然として優位を保っているものの、今回の国政選挙を契機に「与党になった民主党」の勢力が短期間で県政界(地方議会)全体に広がっていく可能性は極めて高いと言わざる得ない。

 「民主党」の台頭を食い止め、群馬県の自民党を再生させるためには、過去の栄光(成功体験)をかなぐり捨て、「反転攻勢」のためのあらゆる手段を次々に打ち出していかねばならない。そのための方策として、空席になっている「自民党群馬県連会長」を党員による選挙で決めることを提案する。

<会長公選の目的>

1.意気消沈した党員・党友に元気を与える:
 党員・党友を含め、「群馬の自民党支持者」は敗戦のショックから立ち直れていない。群馬県の自民党のリーダーを「1人1票の党員投票」で決めることで、党の政治活動への参加意識を高めてもらう。実際、党員の中には「4千円の党費を納めているのに何のメリットもない」という意見が多い。

2.県民(群馬の有権者)に自民党の復活・再生をアピールする:
 野党になって以来、自民党の活動はほとんど報道されなくなった。「党員参加型の県連会長選挙」は復活を目指す自民党の姿を有権者(県民)にPRする絶好の機会となる。加えて、候補者同士の論戦は「保守王国を揺るがせた衆議院選挙敗北の総括」に繋がる。

3.地方遊説で党勢拡大を図る:
 県連大会での所信表明、5つの選挙区で党員集会や遊説を通じて自民党の政策や戦略をより多くの県民に理解してもらう。

4.自民党再生のための新しいビジネスモデルを発信する:
 「党員1人1票の県連会長選挙」を全国に先駆けて実施し、「群馬の成功モデル」を内外に発信する。「開かれた会長選び」の実績を踏まえ、党本部にも総裁選挙システムの改革を働きかけていく。
 
<提案のポイント>

1.党員(議員も含む)は全て同じ1票とする。
2.投票は往復はがきで行う。
3.各候補者の所信と自民党再生戦略を掲載した「自由民主」を全党員に配布する。
4.国会議員、県会議員は無条件で立候補出来ることとする。一般党員であっても、現職又は元職の国会議員と県会議員、党地域支部長の5名以上の推薦があれば立候補出来るものとする。
5.1人しか立候補者がいない場合は党員による「信任投票」に切り替える。
6.各候補者は県連大会での所信表明に加え、5つのブロックで開催する党員大会に参加する。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 
 県連会長選挙については、書きたいことが多過ぎて頭が整理出来ない。(笑) 続きは今晩のブログで。 


「fs山本一太オリジナル曲「素顔のエンジェル」「マルガリータ」「かいかくの詩」